4月から新社会人として社会に羽ばたく皆さん、おめでとうございます! 就職を機に一人暮らしを始めたり、上京したりと生活スタイルが大きく変わる人もいるのではないでしょうか。
入社後は新人研修として社会人のマナーや、会社で取り扱う商材や知識を学ぶケースが多いですね。社会人としてバリバリ働く前の準備運動のようなものが続くわけです。
数ヶ月の研修期間を経て本格的に社会人デビュー!となるわけですが、最初は様々な壁にぶつかることが多いかもしれません。
その1つが、言語の違いとでも言うのでしょうか……。
上司が何を言っているのかわからない、初めて聞く単語の意味がわからず混乱してしまうことがあります。
研修で学んだマナー用語も、学生時代に留学して得た英語力も全てコイツの前では歯が立ちません。
そうです。ビジネス用語です。
「昨日の約束はエビデンスが欲しいから、メールもらっといて」
「プロジェクトのマイルストーンは細かく設定するように」
「この提案書、将来構想のページだけモディファイしといて」
「この企画はゼロベースで考えていこう」
さらっと登場するビジネス用語を新人研修で教えてくれる会社は少ないです。そのクセ登場頻度は高く、意味をわかっていなければ上司が何を言っているのか正しく理解できないという厄介なもの。
そんなわけで今回はなかなか教えてくれないビジネス用語をご紹介!
とは言ってもビジネス用語は使い慣れていないため、紹介されていても意味が充分に理解できないかと不安に思うかもしれません。
が、ご安心ください! 今回は彼と付き合って3年になるエリ(仮名)のラブストーリーをビジネス用語に例えるという手法を取ってみました。
恋愛ドラマを視聴するノリでビジネス用語が習得できるはずです。では、早速いってみましょう!
◆新社会人必見!よく意味の分からない「ビジネス用語」を恋愛ドラマ風例文で解説
<エスカレーション>
上司などの上位者に報告をすることです。仕事中のトラブルや、相談事が発生した場合などあまり良くない報告を行うときに使います。
例)エリは彼に浮気されたことを両親にエスカレーションした。
<ゼロベース>
0のベース(Base)、つまり物事をゼロから考え直すときに使います。
例)エリは彼との関係をゼロベースで考えることにした。
<エビデンス>
証拠という意味です。
例)「今後は絶対に浮気をしない」と彼が謝罪をしてきた。エリはエビデンスとして謝罪中の彼の言葉を全て録音した。
<一両日中>
1日、または2日を指します。
例)「結婚してくれないか。一両日中に返事が欲しい」とエリはプロポーズされた。
<マイルストーン>
長期的な計画において、ゴールまでに設定される節目を指します。
例)結婚式までのマイルストーンはご両家顔合わせ、式場の確保、招待状の郵送、二次会のセッティング、幹事の根回しなど多岐にわたり、エリは参ってしまった。
<モディファイ>
修正という意味です。ブラッシュアップと違い内容そのものを手直しするという意味合いが強いです。
例)披露宴の式次第に納得のいかないエリは、内容を一部モディファイした。
<コミット>
確約をする、目標に対し達成するという意味で使われます。「約束」よりも強い意味合いで使われることが多いです。最近ではCMでもよく使われていますね。
例)「エリと、将来生まれてくる子供が幸せになることをコミットします」
彼の誓いにエリは自然と涙をこぼした。
エリと彼とのラブストーリー、いかがでしたでしょうか。
浮気で暗雲立ち込めた彼との関係をリセットしようとしたエリも、無事に幸せをつかむことができたようです。本当に良かった……。
あれ?
そう言えば自然とビジネス用語が身についていません?
冒頭に出たビジネス会話の意味が理解できるようになっていませんか?
エスカレーション・ゼロベース・エビデンス・一両日中・マイルストーン・モディファイ・コミット……7つもビジネス用語が習得できたはずです!
覚えておいて損はないビジネス用語はこの他にもまだまだたくさんあります。
次回はアイドルオタクの日常生活を例にビジネス用語をご紹介していきます。
4月からの新生活が充実したものとなりますように!(ます子)
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