「新郎新婦が幸せなら、どんな式でも良し!」と言いたいところですが、参列する側の負担も少なくないのが結婚式。特に、女子は、衣装やメイクにも手を抜けないので大変ですよね。
だからこそ、あまりにも式やパーティーが微妙だと、「せっかく準備したのに」とか「期待してたのに」とガッカリする参列者が続出してしまうのが現実です。
ということで、今回は、参列者が心の底から祝福したいと思える結婚式の演目や余興について、調査してみました!
これから結婚式を挙げる主催者の皆さま、必見です。
参考にしたのは、トーキョー女子映画部が10代を含む約328名に行った「結婚式に参列する女子達の本音」です。
■結婚式で「嫌がられる余興」「楽しめる余興」の違いとは
Q:参列者として、結婚パーティーで観ていて共感できたり、楽しめる結婚式の演目、余興は?(※複数選択可、上位6位まで)
1位:花嫁花婿から両親への手紙…19.6%
2位:花嫁花婿の思い出ビデオ…16.7%
3位:家族や友人からのビデオメッセージ…13.2%
4位:ウェディングケーキカットやそれに該当する花嫁花婿の共同作業的見せ場…11.3%
5位:花嫁花婿の親友によるスピーチ…10.8%
6位:お笑い芸人など、芸能人によるパフォーマンス…8.4%
上位6位まで見てみると、花嫁花婿からはもちろん、家族や友人からでも「親しい人へ日頃の感謝を伝える演出」が大人気ということがハッキリと分かりますね。人生で一度きりのイベントだからこそ、「普段は恥ずかしくて言えないことを伝える演出」が見たいようです。
加えて、花嫁花婿の思い出のビデオにも人気が。二人の歴史を写真や映像で見ること、そして、なれそめを知るのって、結構楽しいし、盛り上がりますよね!
さて、逆に参列者として楽しめなかった演目や余興には、一体何があるのでしょうか!? エピソードを聞いてみました。
■参列者として結婚式で楽しめなかった演目、余興についてのエピソード
「延々と長いスピーチ」(20代後半)
「泣かせようとしている手紙の朗読は白々しい気持ちになる」(20代後半)
「下ネタが入ったもの。 下ネタは笑いずらい、御両親が可哀想」(30代前半)
「会社の飲み会の延長の雰囲気になり、ご親族が気の毒だった」(40代前半)
「新婦側の友人で参列したが、新郎の自信に満ち溢れた、自分の仕事の功績紹介のスピーチが驚くほど長かった。しかもスライドショーで…『この建物が作品です』とか言っていたけど、チームの1人だっただけだろ、と突っ込みどころ満載。さらに外国人の友人も招いていたからか、日本語バージョンと英語バージョンの説明で、余計に長くて…なんでこんな男選んだんだろうと本気で思った」(30代後半)
「真冬のガーデンウェディングで新郎、新婦が風船を空に飛ばす演出をひたすら見守るという地獄を味わったこと。寒くて風邪ひく寸前でした」(30代後半)
自己満足度が高いもの、下ネタや身内ネタ満載、両親や親族への配慮がないもの、といった演出だと、参列者が楽しめないとのことでした。注意が必要ですね!
辛辣な意見も飛び出した今回のアンケート。ですが、皆さまも納得の回答が多かったと思います。それもそのはず、この回答の裏には “結婚”という人生の一大イベントを、心から祝福したいと思えばこその本音が隠されているからです!
これから結婚式を挙げる主催者の方々、ぜひとも、これらの意見を参考にしてみてくださいね。(かすみ まりな)
情報提供元:トーキョー女子映画部
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