突然ですが「アクティブ・ラーニング」って知っていますか? 最近TVなどでもよく耳にすると思います。私もこの春から小学校へ入学する子供の母として、ちょっと気になっていたワードでした。
株式会社すららネットが「小中高生の勉強に関する意識調査」を実施。
早速「アクティブ・ラーニング」をちょっと覗いてみましょう。
■今話題の「アクティブ・ラーニング」とは
「アクティブ・ラーニング」とは別に動きながら勉強をするというわけではなく、受動的ではなく、能動的に勉強をするということ。先生が一方的に勉強を教え、子どもたちは先生の言ったこと、黒板に書いたことをノートに写す。これが受動的です。では能動的とは、子ども同士で問題を会話しながら解いていったり、自分の書いた作文をみんなの前で発表したりと、知識を詰め込むだけではない新学習法です。
このような積極的に仲間と話し合ったりしながら学ぶことは好きかを学生に聞いてみたところ。
<小学生>
「好き」60.4%
「どちらかと言えば好き」25%
「どちらとも言えない」11.5%
「どちらかと言えば嫌い」1%
「嫌い」2.1%
<中学生>
「好き」45.1%
「どちらかと言えば好き」29.6%
「どちらとも言えない」15.9%
「どちらかと言えば嫌い」5.5%
「嫌い」4%
<高校生>
「好き」39.5%
「どちらかと言えば好き」27.6%
「どちらとも言えない」14.5%
「どちらかと言えば嫌い」10.5%
「嫌い」7.9%
小学生は「好き」と「どちらかと言えば好き」を合わせると、85.4%にもなり新学習を一番受け入れている様子。次いで中学生の74.7%、高校生の67.1%となりました。
またこの学習の仕方は、大人になって働くときに役立つ能力を身につけることができると思うかを聞いたところ。
<小学生>
「思う」66.7%
「どちらかと言えば思う」21.9%
「どちらとも言えない」9.4%
「どちらかと言えば思わない」0%
「思わない」2.1%
<中学生>
「思う」58.9%
「どちらかと言えば思う」28.5%
「どちらとも言えない」7.8%
「どちらかと言えば思わない」2%
「思わない」2.7%
<高校生>
「思う」52.6%
「どちらかと言えば思う」26.3%
「どちらとも言えない」13.2%
「どちらかと言えば思わない」1.3%
「思わない」6.6%
小学生の「思う」、「どちらかと言えば思う」を合わせると88.6%と一番高い数値になりました。次いで中学生の87.4%、高校生の78.9%に。ほとんどの学生が「アクティブ・ラーニング」が好きなだけでなく、有用性もあると感じていることがわかりました。
クラスみんなの前で発表する行為は、将来プレゼンをするのに役に立ったり、学生同士で相談して答えを導く行為は、将来同僚や上司と会議をする上で役に立ったりしそうですよね。発言力や行動力、ひらめきなど、社会人になる上でも重要になる事柄が「アクティブ・ラーニング」には含まれているよう。うちの子どもも春から「アクティブ・ラーニング」が学べるといいなと思いました。(あおいあん)
情報提供元:株式会社すららネット
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