在宅勤務や自宅学習、気をつけるべきことは？
新型コロナウイルスの感染防止の影響を受けて、在宅勤務やオンライン講義・自宅学習など家にいながら仕事や学生生活を送る人が増えてきていますね。初めての経験に戸惑ったり、普段と異なる生活スタイルに慣れず不安を抱える人も多いと思います。
家で仕事や勉強をするうえで、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか。
Q．学校や仕事は在宅に切り替わっていますか？
「ほぼ在宅に切り替わった」40％
「たまに通う必要がある」17％
「以前と変わらず外出して通っている」43％
どれほどの人が、在宅で作業しているかというと40％の人が「ほぼ在宅」、17％の人が「たまに通う」と答え、過半数以上の人に影響が出ていることがわかりました。
普段、職場や学校に通って行っていたことを家で行うという、これまでにないような生活スタイルの変化に、どう対応したらよいのでしょうか。在宅勤務や、自宅学習をする方に「自宅で作業する際に気をつけていること」を聞きました。
在宅勤務や自宅学習……気をつけたい4つのポイント
1．意識的に、健康的に過ごす
「自宅だからこそ、だらけず規則正しい生活を送る」（回答多数）
「ずっと同じ姿勢でいないようにストレッチなど、体を動かす」（回答多数）
「決まった時間に食事をとる」「ダラダラと食べない」（回答多数）
「毎日一回は外の空気を吸う、紅茶を飲んでリラックスする」（19歳 大学生）
「日光を浴びるよう心掛けてる」（28歳 会社員）
多くの人が気にしているのが健康面。1日家に籠り、時間的制約も少ないので、生活リズムや健康面は意識しないと崩れがち。特に通勤・通学時間がない分の早起きの必要がない中で、起床時間に気を使う人が多いようです。
2．身だしなみを整える
「必ず着替える」（回答多数）
「メイク・ネイル・ピアスなどで気合いを入れる」（回答多数）
「寝落ちしちゃうからちゃんと起き上がってやる」（22歳 大学生）
オンライン会議などがなどがある場合を除いて、誰にも会わないので人目を気にする必要がありません。パジャマのまま1日を過ごしたり、楽な姿勢でパソコンを開いて作業するなんてこともできちゃいますが、しっかり集中すべき場面では身だしなみは整えましょう。
朝起きて、洗顔して、着替える、メイクする……この過程は作業モードに意識を切り替えるうえで重要です。
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3．計画的に行動する
「目標を決める」（回答多数）
「時間を決めて行動する」（回答多数）
「前日に翌日にやる事を決めてから寝る」（19歳 大学生）
「何時までにここを出る」というような時間的制約が少ないのでついついだらけがち。しっかりとやるべきことを把握したり、計画を立てておかないと作業してはいるけど全然進まない日々……とダラダラと毎日が過ぎてしまいます。
4．作業環境を今までの環境に極力近づける
「職場に通うときと同じ時間で生活・仕事をする」（回答多数）
「机周りを会社と同じ状況にする」（28歳 会社員）
会社に通っていた時と同じ時間に起きる、同じ時間に始業する、家で出来るからついつい終わるまで……となる前に、これまでの終業時間に意地でも終わらせる努力をする。こういった意識だけでも結構作業が捗ります。ルーティンがある人は極力崩さないように行動してみましょう。
家はリラックスする場所なのでどうしても気が緩んでしまいます。普段集中している場所に環境を近づけてみると、おうちでも集中して作業ができるかもしれません。
在宅作業で気をつけたいのは「健康的な生活」と「集中できる環境づくり」です。家だと何かとだらけがちになってしまうので、何気なく生活するのではなく、しっかりと意識して行動していくことが大切です。紹介した具体例を参考に、ぜひ実践してみてください！（山口彩楓）
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