手持ちのスマートフォンの画質はどんどんよくなっていき、今や誰もがカメラマンのような素敵な写真を撮れる時代。
さまざまな人がインスタグラムなどに素敵な写真をアップしているのを見て、「私もこんな写真を撮りたい!」と思いつつも、いまいちコツがわからない……という方、多いのではないでしょうか。
そんなあなたのために、『CanCam』2月号から、カメラマンの今城純さんが語る、「かわいい写真の撮り方」をご紹介します。
【覚えておいてソンなし!かわいい風景写真を撮るコツ】
【1】思ったより、引いてみる
「ココだ」とカメラを構えてから、もう少し後ろに下がって撮ってみると、意外な人や物が写りこんで、想像もしていなかった写真になることがあります。
空や地面が多すぎ? と感じても、時間を置いてから見ると意外にかわいいということも。写真は正解がないからこそ、自分が「これかわいい」「こうしたら気持ちいいかも」と思う画角を切り取ってみてください。
【2】日常の風景の「色」に敏感になる
特別な場所に行かないと、素敵な景色に出会えない、かわいい写真が撮れないなんて思っていたら大間違い。よく見ると、看板やポスト、車など、街中にはカラフルなものがいっぱい。なんとなく見過ごしているものも撮ってみると面白いもの。
たとえばショーケースのパフェ、歩道橋と信号のバランス、かわいい色の車……。「かわいい景色」って、あなたの周りにたくさんあるんです。
【3】「正面から」「全体を」という考えを、一度捨ててみる
なんだかありきたりな写真しか撮れない、という方。もしかして、「正面から撮らなければいけない」「全体をおさめなければいけない」という考えにとらわれていませんか?
いつも正面から眺めていたものを大胆に切り取ったり、横や下から観るだけで、同じものなのにまったく違うもののように映ります。
スマートフォンで撮るのはもちろん、人気再燃中の「写ルンです」などのフィルムカメラで撮ってみると、現像までの楽しみもあっておすすめ。
あなたも「かわいい写真」、撮ってみてくださいね♪(後藤香織)
本誌構成/西村真樹、田中涼子、小嶋明恵、権藤彩子
★詳しくは『CanCam』2017年2月号(小学館)に掲載
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