仕事だけが人生じゃありませんから。人生楽しむことが必要ですから。
……とはいっても、今の年末もそうですし、各社それぞれある、いわゆる「繁忙期」に、みんなが残って仕事をしているのにひとりスルッと早めに帰ってどこかに行く……と、会社によっては若干ヒンシュクもの……ということがあるようです。
ずらせる予定ならずらせばいいけれど、絶対に「その日に行かなければいけない」かつ「周囲にはそれが理解されにくい」用事って、あるじゃないですか。
そう、たとえば、アイドルのライブとか。
そして「この人今日ライブなんだろうな」な空気って、微妙にバレているようなんです。
そんな、「今日仕事終わりにライブ行きそうな人」の特徴を、Woman Insight編集部が調査しました。その結果を発表します。
【1】いつも身につけていない色を身につけている
アイドルといえばつきものなのが「メンバーカラー」です。
アイドル本人に会えるライブともなれば、やっぱり好きなメンバーの色を身につけて参加したい……というのがファン心。「バレないだろう」と思っていても、いつもベーシックな服を着ていると、見る人が見たら「今日なんかあるんだろうな」とバレバレです。
比較的オフィスコードがゆるい会社の女性なら、いつもはそこまで色を取り入れないのに急に「トップス、バッグ、ストール」など2~3点を同じカラーでかためていたり、いつもはベーシックな色のネクタイをしている男性が、突然赤やピンク、オレンジなど、「なんだかいつもと違う」色のネクタイをしていると「何かあるのかな?」と察知する、という声多数でした。
【2】やたらと荷物が多い
ライブって、何かと荷物が増えるものです。
メンバーカラーの服やライブTシャツなど、ある意味勝負服に着替えるなら着替え。
応援のためのサイリウムやペンライトにタオル、推しメンをしっかり見るための双眼鏡、ジャンルによってはうちわ、なかなか会えない友達へのおみやげ、その他いろいろ応援グッズがあることでしょう。
それらって、地味にかさばります。いつもはサブバッグを持っていない人が、何かをパンパンに入れて(そして中身を絶対に見えないようにして)持っていると、なんだか怪しさ満点です。
【1】と組み合わさると、この時点で高確率でライブです。
【3】数日前から妙に仕事を前倒している
ライブがある日は、普通の待ち合わせと違って「1分遅れ」が命取り。
ザワザワしていた会場が暗転し、歓声が広がり、導入の音楽や最初の曲のイントロが流れ始めるあの瞬間ほど、ワクワクするものはありません。できれば1分たりとも開演時間に遅れたくないものです。
開演に間に合わせるためなら、その前の日までの残業なんて苦じゃありません(……いや、たまにはつらいかも)。
その日に突然問題が発生しないように、できればその日にやるべき仕事がないように、ものすごく前倒して注意深く仕事を進めます。
そして半休を取るなり、病院の予約がその時間しか取れなかったということにして早上がりをするなり、客先から直帰ということにしたり、はたまた定時になった瞬間スッと消えて、会場に駆けつけます。
いつもギリギリな人がある日だけ妙に前倒していると「何かあるのかな?」と周囲はなんとなく気になるものです。
【4】そして、全体的に抑えきれない笑顔
嬉しいことがある日の人は、どんなにポーカーフェイスをしようとしても、「なんだか幸せそうな空気」があふれているものです。ふとしたときにニヤニヤしていたり、話しかけると心の底からの笑顔だったり……。そこにさらに「妙にチラチラ時間を気にしている」が加われば完璧です。
ここまでの4つがそろっていると、「あ、ライブっぽいな」と思われがちなことうけあいです。
でもほら、結局仕事に支障がなければどんどん遊んで楽しい思いをしたらいいと思いますけどね!!
だって「みんなつらい」より「みんな楽しい」ほうがいいじゃないですかね、絶対。今の日本って「私がつらいんだからみんなつらくなれー!」な雰囲気じゃないですか。でもそれって誰得じゃないですか。
というわけで私は今日も仕事を前倒してライブに行きます。お疲れ様でした!!お先に失礼します!!(後藤香織)
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