あんまり嬉しくない誕生日プレゼント4パターン
誕生日プレゼントをあげる仲……ということは、そこそこ以上に仲はいいはず。
比較的親しい友人や恋人、というパターンが多いでしょうし、だからこそ趣味や必要なものも分かっている確率が高いはず。
……だというのに、たとえば誕生パーティをやるなりなんなりして、わりと出会ったばかりの人になんだかもらう機会があったとか、くれた人が多忙だったとか、そもそも相手にちょっとセンスがなかったとか、自分が欲しいものをアピールし足りなかったとか、ありとあらゆる理由で、「正直いらない誕生日プレゼント」が発生してしまうことがあります。
正直、一度は身に覚え、ありませんか?
Woman Insight編集部が男女273名に調査した「正直いらない誕生日プレゼント」結果を発表します。
Contents
Q.正直いらない誕生日プレゼント、もらったことありますか…?
正直ある… 67%
ない、もらえれば嬉しい! 33%
先日「正直いらないおみやげ」に関する調査を行ったときは、なんと8割以上の人が「いらないおみやげをもらったことがある」と回答しており、それに比べると若干割合は少ないものの……。それでも、約2/3の人が「いらない誕生日プレゼントをもらったことがある」と回答。
それではどんなものが「いらない」と感じたのか調査してみたところ、おみやげ編と比べると「誰がもらってもいらないもの」よりは、「違う人がもらったら嬉しいかもしれないけれど、自分はそれじゃない……」が回答にあがる確率が高い傾向にありました。
たとえばどんなものでしょうか、早速見ていきましょう。
趣味じゃない、身につけるもの系
- 「趣味じゃない服。すごくフリフリレースな服をもらったことがあって、その人も私も普段フリフリな服は着ていないのに、なぜ……? とぽかんとした」
- 「香水。好き嫌いが相当分かれる」
- 「27歳くらいのときに付き合ってた彼氏がくれたネックレスが、わりとティーンな感じのデザインで、でも会うときに使わないわけにもいかず、苦しかった」
「身につけるもの系」は、シンプルなデザインに限る、もしくは一緒に買いに行ってその場でプレゼント……が安定そう。
また、クリームなどの「ほんのり香る」系ならまだしも、「香水」などのガッツリ匂いものは、確かにかなり好き嫌いが分かれてしまうため、相手の好きな匂いを熟知しているとき以外は避けたほうがよさそうです。
むしろ、人によっては嬉しい定番だと思うけど…
- 「ネイル。飲食なので1~2日で落とさなきゃいけなくて、なかなか使わないうちにかたまった」
- 「ジャム詰め合わせ……。ごはん派だし、ヨーグルトなども普段食べないので、使いどころに困った。お茶漬け詰め合わせとかだったらたぶん嬉しかった」
- 「コーヒー激単推しなので、紅茶セットをもらったときは、そのまま職場に贈呈してしまった……ごめんなさい」
ネイルにジャム、紅茶。どれも「それを好きな人」がもらったら嬉しいに違いない定番プレゼントですが、上記のように「使いようがない」人たちがもらってしまった場合、それは一気に「嬉しくないプレゼント」になってしまいます。
可能であれば、SNSやら普段の会話やらで、事前にリサーチしておくのがよさそうです。
すでに、いっぱい持ってる&消耗しづらい定番品
- 「キャンドル。使っても使ってもなくならない」
- 「マグカップ。みんなくれるので……」
- 「ハンドクリーム。ただでさえもらいがちな定番品な上に、何個か入ってる詰め合わせをもらってしまった。妹にあげようとしたら、妹もいっぱい持ってた。まだ使う面積が大きいぶん、ボディクリームとかのほうがありがたい」
- 「某キャラクターが好きで明言しているのですが、見事に持ってるものをたくさんもらった。嬉しくなくはないけど……なくしたときの保存用にしてる」
「何をあげようか悩んだときにあげるもの」としても人気が高かった「ハンドクリーム」は、やはりあらゆる人のプレゼントに使われており、「すでに持っている」ものたちでした。キャンドルもマグカップも確かに家にたくさんありますね。
その他、好きなキャラクターグッズも「かぶり」の可能性を考えると難しいもの。好きな色や動物、モチーフなど、もう少し広い範囲だと「かぶり」の可能性も低そうで、かつ喜んでもらえるパターンが多そうです。
まず、もらった瞬間の反応に困る
- 「明らかに“勝負パンツです!!!!!!!”って感じのセクシーなパンツ。パンツだけもらっても。ウケ狙いなのかガチなのかもわからなかった」
- 「別に貧乳で悩んでるアピールをしたこともないのに、バストアップに効くグッズをもらった。暗に貧乳って指摘された気がして複雑だった。実際使ってるんですけど」
- 「その人がハマッてたスピリチュアルな本。ガチでおすすめされたけど、ガチですすめられるほど引いてしまった」
ここまでの3種類は、とりあえずもらった瞬間「ありがとう!」とは言えるものですが、ここのコーナーに来ると、そもそももらったときにうっかり複雑な表情をしてしまいそう……。「好きなもの」くらいならまだしも、相手にちょっと深く入り込みすぎるプレゼントは、相当仲がよくない限り難しそうです。
と、ここまで「嬉しくなかったもの」を聞いてみましたが、ではどんなものが嬉しかったのでしょうか? 調査してみました。
逆に嬉しかったものは、なんですか?
- 「オリゴメールとか、ちょっと高めの入浴剤。使ってみたいと思いつつ、自分ではなかなか買えないものは嬉しい」
- 「誕生年のワイン!わざわざ探してくれた感が嬉しかった」
- 「ちょっと高い洗濯剤と柔軟剤のセット。絶対使う」
- 「日本地図のポスター。旅行が好きなので、壁に貼って行ったところにシールをつけて楽しんでます」
- 「ピアス。趣味ぴったりなものならもちろん嬉しいし、基本的に値段が安めだから気負わないし、小さめなので、そこまで好みじゃなくてもつけられる」
などが挙がりました。
基本的に「普段使ってみたいと思ってはいるor好きなもの」×「でもなかなか買わない」の2要素を満たしているものは鉄板で喜ばれそうです。
ですが、もちろんここに挙がっている「嬉しいもの」も、ワインが苦手な人にワインをあげても微妙ですし、ピアスが開いていない人にピアスをあげても使いません。いずれにしても、「プレゼントをあげる」ことで、何よりも大切なのは事前リサーチ。「なかなか買わない」「でも好きだし使ってみたい」を探すのはなかなか難しいものですが、だからこそ逆にばっちりハマッたものをあげられたらうれしいもの。
【まとめ】
いかがでしたか?
次回誕生日プレゼントを探す際に、参考にしてみてくださいね。(榎本麻衣子)