「サルピス」は、仏教の「五味」のひとつ。五味とは、牛乳を生成する過程の5段階の味を表す、<乳(にゅう)・酪(らく)・生酥(しょうそ)・熟酥(じゅくそ)・醍醐(だいご)>のこと。最高位の醍醐(=サルピルマンダ)では“カルピル”となり歯切れが悪いため、次位の熟酥(=サルピス)から名前を取り、『カルピス』と命名されたとか。
『カルピス』という名前の由来が、まさか仏教用語からきていたとは驚き!
近年「腸活」のため、食事で乳酸菌を積極的に取り入れている方も多いと思いますが、カルピス150ml(5倍希釈にした場合)に含まれる乳酸菌は約60億個。乳酸菌はあくまでも食品なので、たくさん摂取すれば病気が治るというものではありませんが、普段の生活に上手に取り入れれば、病気になりにくい体づくりをサポートしてくれるはず。
『カルピス』はフルーツと合わせたり、炭酸水やアルコールなどと合わせても、また違った美味しさに。夏の定番の味も、ひと工夫でいろいろ楽しめちゃいます。
左:トマトジュース+水+カルピスは爽やかな夏の味に/右:フルーツゼリー+炭酸水+カルピスはフレッシュでさっぱり!
『カルピス』の実力はこれで終わりではありません。甘酸っぱくてクリーミーなこの味、実は、砂糖や酢の代打として、料理の調味料としても大活躍! 次回、目からウロコの“真夏のカルピスレシピ”をご紹介します。(さとうのりこ)
■参考文献:「カルピス社員のとっておきレシピ」¥770+税(池田書店)
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