「この葉に触った瞬間、必ず恋に落ちる」「ハゲに効く」というオモシロなものから「平和と繁栄の象徴」まで、たくさんの個性的な植物たちが集められた『ウルトラ植物博覧会』が、8月4日より銀座で開催されます!
去年も行われており、大好評だったウルトラ植物博覧会。日本全国・世界数十カ国を旅し、年間240トン以上の植物を仕入れるプラントハンター西畠清順さんが、今年も展覧会のために色々な希少植物を集めてきてくれたそうです!
2回目となる今回は、昨年とは全く違った空間のなか、今までにない新しい植物の見せ方を提案してくれるとのこと。一体どんな植物があるのでしょうか……? WomanInsight編集部も早速行ってきました!
会場の中は落ち着いた雰囲気。SIMPLICITY 代表のデザイナー・緒方慎一郎さんが会場構成を担当しています。
プラントハンターの西畠さんが、写真へのコメントを壁に手書きで書いています。
情報量たっぷり……! 今回のイベントは西畠さんいわく、「今の時代にちょっと人に聞いてもらいたいって思うような、うんちく話や隠れた文化背景、面白いストーリーを持った植物を集めている博覧会」なんだそう。
その言葉どおり、会場で配布されているパンフレットの説明も、「観葉植物史上最強」「ガンコ親父」などなどユーモアのある文章ばかり。ただ植物を眺めるだけでなく、その植物が持つストーリーや文化背景を読みながら会場を回るのがおすすめです。
この写真はイチョウの変種、その名も「チチイチョウ」。普通となにが違うかというと……「おっぱい」が垂れているような気根が出るからだそう。
「絞め殺しの木」と呼ばれている植物、通称『ガジュマル』。木がたくさん茂っている熱帯雨林に生息する植物です。
これらの植物をしっかりと支えているのは、世界的な陶芸家である内田鋼一さんが作り出す大きな植木鉢です。美しさと力強さがぴったりなのだそう。植物だけではなく、器も要チェックです。
世界最長樹、4700年と言われている松。
コスタリカ川に一人で飛び込んでゲットした珍種には「これはインターネットオークションに出すと高く売れます(笑)」と笑えるコメントを頂きました。
太古からある木性シダの植物は「洋風和風は何千年前かに出来た概念ですけど、この植物は4億6000万年前からいますから、洋風和風のどちらにも合うんですよ。」とのこと。
そのほかにも、東日本大震災から1年後に、日本全国47都道府県すべてから桜の枝を集め、一同に咲かせた復興支援プロジェクトの際に熊本県代表として分けていただいた桜の接ぎ木苗もありました。
見どころはバオバブの木! 会場にあるバオバブは、小さいのに美しい形になっているのが魅力なのだそうです。
紹介した植物はごく一部。まだまだおもしろい植物がたくさん揃っていますよ! 西畠さんは「魅力って、極端な例のほうが親切に伝わりやすい時もある。その姿だったり、その性格だったり、その実績だったり……ウルトラな才能を持った植物たちは、きっと貴方を愉しく、植物の世界にハメてくれることと思います。 」とコメントしています。
夏の休日にぜひ、ウルトラな植物を見に銀座へ足を運んでみてはいかがでしょうか?(たきたて玄米)
【展覧会概要】
展覧会名:ウルトラ植物博覧会2016 西畠清順と愉快な植物たち
会期:2016年8月4日(木)〜9月25日(日)
開館時間:11:00〜20:00 (入場は閉館の30分前まで)
入場料:無料
会期中無休
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
〒104−0061 中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
URL:http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
情報提供元:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
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