■入園を決めた保育園で妥協したポイントは?
保育園から内定を得て保活を終えた方(562名)に、入園を決めた保育園で妥協したポイントを聞いたところ、「自宅からの距離」24.9%や「料金」13.5%などが挙げられ、妥協したポイントがあった方は62.6%と6割以上でした。
私の場合も自宅から通える範囲に新しい保育園があったのですが、そこは確実に人気が高いだろうと踏んで、別の古い保育園を選択しました。結果その選択はよかったのですが、「入れそうなところ」2.8%の妥協してでもひとまず入園することが大事だという意見には賛成です。
■保活に関する意見にどのくらい共感できるか?
保活に関しては、日ごろ様々な意見が飛び交っています。保活に関する意見を提示し、どの程度共感できるか聞いたところ、 「共感できる」の合計は、「子どもを保育園に預けにくい状況では 女性が活躍できない」では 83.1%、「少子化は問題といいつつ、子どもを保育園に預けにくい状況はおかしい」で は 85.3%と、どちらも共感できるという母親が大多数を占めました。
夫が育児に協力してくれるいわゆる「イクメン」ならまだしも、まだまだ母親の育児負担が大きいのが現状です。保育園に入れないとなると仕事復帰ができず、結果自分の意志に関係なく専業主婦にならざるを得ないというのもどうなのかなと思います。
また、「保育園も小学校のように義務教育にすればよい」という極論的な意見にも46.2%の共感が集まったのは、母親の切羽詰まったリアルな声なのではないでしょうか。
保育園は働く母親になくてはならない施設。保育士の低賃金などもたびたび話題になっていますが、そういった面も早く改善され、親にとっても子にとってもストレスの少ない世の中になって欲しいものです。(和田美恵子)
情報提供元:ゲンナイ製薬
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