■洗い方
12月以降は、洗濯機も手洗いも同じ桶の形になります。そして、桶の下の棒の数で、洗うときの強さ(棒なしが“通常”、1本なら“弱い”、2本は“非常に弱い”)が表示されます。
【今までは……】(左)液温は40度が限度。洗濯機の弱水流または弱い手洗いがよい、(右)液温は30度が限度。弱い手洗いがよい(洗濯機は使用できない)
【12月以降は……】(左)液温は40度が限度。洗濯機で通常の選択OK、(中央)液温は40度が限度。洗濯機は弱水流がよい、(右)液温は40度が限度、手洗いできる
■干し方
12月以降は、服の形から“正方形”に。内側の縦棒1本なら「脱水後につり干し」、横棒1本なら「脱水後に平干し」、2本線の場合は「脱水を行わない濡れ干しがよい」ということに。
【今までは……】(左)つり干しがよい、(右)日陰のつり干しがよい
【12月以降は……】(左)つり干し乾燥がよい、(中央)日陰で濡れつり干し乾燥がよい、(右)塗れ干し乾燥がよい
■漂白剤
12月以降は“三角形のマーク”へ変更。塩素系漂白剤だけでなく、酸素系漂白剤での漂白ができるかどうかも、ひと目でわかるようになります。
【今までは……】(左)塩素系漂白剤による漂白ができる、(右)塩素系漂白剤による漂白はできない
【12月以降は……】(左)塩素系および酸素系漂白剤で漂白できる、(中央)酸素系漂白剤で漂白できるが塩素系はNG、(右)漂白処理できない
■アイロンのかけ方
12月以降は、アイロンがけが可能かどうか、限度の温度がマークの中の“丸の数”でわかるようになります。丸の数が多いほど、高い温度でアイロンがけが可能です。
【今までは……】210度を限度とし、高い温度でかけるのがよい
【12月以降は……】(左)200度を限度としてアイロン仕上げOK、(中央)150度を限度としてアイロン仕上げOK、(右)110度を限度としてアイロン仕上げOK
細かくなって、覚えることが多くなるかと思いきや、「つり干しだから縦棒、平干しだから横棒……」って、なんだかいままでの表示よりもわかりやすいかも!
これなら洗濯に失敗して、お気に入りの服をダメにすることもなさそうですね。(さとうのりこ)
『Domani』2016年6月号(小学館)
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