【1】自分を面白いと思ってる人
「私って、女の子からはモテるんだけど、男にはモテないんだよねー。ほら、この顔じゃん?」
やりがちだけど、実は取扱注意です、自虐ネタ。ちゃんと面白かったり、ツッコミやすければいいけれど、そうじゃないとただ反応に困る、面倒な人コースまっしぐら。
【2】毎日が発表会の人
「えー、発表してもいいですか? 私ぃ、コーヒー飲めないんですぅ」
「へぇ~」としか言いようのないことを、さも超重要事項のように「発表してもいいですか?」なんて枕詞をつけて言っちゃう人、いるいる。
でもきっと、その人にとっては重大(かもしれない)。
【3】「かわいい」を頑なに否定する人
(かわいいよね~)
「えー、やだ、本当にやめて! 私ホントにクソみたいだし! 最低人間なんだから! 目腐ってるんじゃない?」
褒められたとき、一言にっこり「ありがとう」もしくは「いやいやそんな~」くらいでいいのに、猛烈に否定しちゃう人、いるいる。そこまで否定しなくたっていいのに……と、褒めたこっちが、肩身が狭い。
【4】台本が決まっていそうな会話をする人
「Aくんとは何もないって! ホントホント。ただの男友達だってば!!」
(え~、夏子のこと好きなんじゃない?)
「えー!? そうかなぁ~?」
……この、茶番感。こっちの反応を見越したような、台本みたいな会話を振ってくる人、いるいる。
【5】会社のBBQではしゃぐ人
「もー、美人のところにしか煙いかないんですけどー。私、蚊ばっかりにモテるんですけどー!」
あ、これ、私言う。
誰に言ってるかわからないクレーム。聞いた人は反応に困って、なんとなーくひとりごと言っちゃったみたいになる空気。
こんな人やセリフたちにうっかり遭遇してしまったときは、真に受けてイライラせずに、「その人の単独ライブだと思って聞く」もしくは「心の中で“だから何?”と思う」あたりでさらりと流しておくのが吉。
あなたがもしやっていたら……実は周囲にイラッとされているかも。ご注意を!(後藤香織)
『AneCan』2016年6月号(小学館)
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