飲み会って基本的には楽しいものです。
仕事の飲み会ならいろいろと気を遣わなければいけないこともあるかもしれませんが、基本的に気心知れた友達との飲み会は好きな人も多いはず。
だけど、なんらかのきっかけで「もう帰りたい」という事件は発生します。
今回は20~40代の女性100名に、「人生でいちばんつらかった飲み会」のエピソードを調査。その結果をご紹介します。
もう帰りたい!女性100人が人生でいちばんつらかった飲み会7つ
◆恋愛絡みはなかなか大変
「カップルふたり+独り身の自分で呑んだら、目の前でイチャつきはじめた」(21歳・学生)
「結婚するらしく、ひたすらノロケ。知らんがな」(21歳・会社員)
「失恋したばかりの状態でそれを知ってる友達にノロケを聞かされた上、めちゃめちゃ上から目線から求めてもないアドバイス」(23歳・会社員)
「女友達が彼氏を連れてきたが、途中からケンカしだしてリアルファイト状態」(29歳・契約社員)
「お世話になったサークルの先輩と、ふたりで飲みに行くのを彼氏に内緒にしたいたら、飲み過ぎたあげく意識を失い、彼氏に迎えに来てもらうハメになった」(24歳・会社員)
目の前でイチャつかれたり、ケンカされたり、ノロケられたり……。そして自分が彼氏に内緒にしてたのに結局お世話になったり……と、恋愛が絡むと人って結構変わるもの。「目の前でイチャつく」「ノロケる」はやっている側は楽しいかもしれませんが、それをされる側は「……」となりがちです。歓迎ムードな会のときもありますが毎回そうとは限りません。多少、空気を読みましょう。
◆会話がしんどい
「何を言っても、でも、とか、それは違うんじゃない?と否定し続ける人がいた」(25歳・会社員)
「容姿でいじられた」(20歳・学生)
「知らない人もいる何人かの飲み会で趣味の話をしていたら、君の趣味の話には興味がないと言われたときはその場のテンションが下がったし私もその後何を話したらいいかわからなかった。お金置いて帰りたくなった」(27歳・会社員)
全員が知っている仲ならいいけれど、友達何人かが集まって知らない人がいたり、大勢の中に苦手な人が紛れ込んでいると事件が起きがちです。飲み会のときくらい、基本的には楽しい話をしていたいもの。人の話はまず肯定を心がけたいものです。
◆合コンはギャンブル
「まさかの全員年下が来てしまった合コン」(25歳・専門職)
「なぜか女子のほうが人数が多い合コン」(28歳・会社員)
「合コンで顔もタイプじゃないし性格も微妙な人と話すハメになり、ひたすら自分の自慢をされ続け、本当に苦痛だった」(26歳・会社員)
「合コンと言われて行ったら相手は下ネタ連発! ただただ女と飲みたいだけの人たちだった」(24歳・契約社員)
間違いなく半数は知らない人がやってくる合コン。ときにいい出会いがあることもあるけれど、だいぶギャンブル。微妙な相手と話さざるを得ない状況も、下ネタ連発も、そしてなぜか女子のほうが多いのも全部、つらーい!
◆私以外が盛り上がる
「私の知らない内輪ネタでみんなが盛り上がっている」(26歳・会社員)
「自分が分からない映画の話で、自分以外の人全員が盛り上がっていた飲み会」(29歳・専業主婦)
「トイレに行ったら席替えが行われていた。私の左右隣の人が、それぞれ別の隣の人と話していて、どうしていいかわからなかった」(24歳・会社員)
どんなに楽しい話題であっても「あるひとりだけが入れない話題」はできれば控えたい。内輪ネタもついつい飲み会終盤になればなるほど頼ってしまいますが、それを知らない人がいるときはさりげなく違う話題を提供できるような人になりたいですよね。
◆ネガティブな気持ちになる飲み会
「飲んで暗くなるタイプの人の介抱。本当に迷惑」(26歳・会社員)
「気を遣えない俺様タイプの人ばかりの飲み会」(34歳・専業主婦)
「酔った友達が泣きながら、Bちゃん(そこにいない共通の友達)のことが本当は苦手でって言っていて、若干それを言ったことを覚えてるのか覚えていないのか、どう配慮すればいいかわからなくなった」(26歳・会社員)
「永遠にグチが続く」(23歳・学生)
「サークルの飲み会で女子が女子でかたまっていたけど、私はふつーに男の子と話してたらその後しばらくハブられた」(20歳・学生)
お酒を飲むとその人の本性が出る……と言われていますが、その通りついついネガティブな気持ちに身を任せてしまう人って案外多いですよね。もちろんときにはそんな日があってもいいかと思いますが、「それをやっていいような仲の人なのか」「それは本当に話していい話題なのか」ということは、お酒にまかせて発言する前にちゃんとわきまえておきたいですよね。
◆みんな携帯見てる
「わりと過半数が携帯を見てて返事も適当。でも後から見たらそれぞれSNSに乾杯とか楽しそうな風景をアップしてて、SNSは怖いと思った」(24歳・会社員)
「私がセッティングした飲み会の席で、半数が携帯を見ていてショックだった」(27歳・専業主婦)
話す話題がなかったり、なんとなくつまらないとき、もしくはついついクセで……と無意識に携帯に手が伸びてしまう……という方は多いのではないでしょうか。緊急の連絡待ちなどなら仕方ないこともあるとしても、極力さわりすぎないようにしましょう。
◆飲み過ぎた
「クラス親睦会で、まだ自分のキャパがわかっていなくて飲み過ぎて吐いてしまった」(24歳・アルバイト)
「近くの席の人がなぜかお酒を奢ってくれて飲み過ぎて、飲んだ駅・途中下車した駅・乗り換えの駅・最寄り駅と4つの駅で途中下車してトイレでリバース。翌日の夕方まで二日酔いだった」(28歳・会社員)
「旅行に行く前日に飲んだら、体調の問題かいつもより何倍も具合悪くなって、山手線の終電で寝過ごし気づけば品川。5,000円かけて帰って寝て次の日も世界が回るくらい二日酔い。東京駅までの途中で何回もトイレに寄りながらなんとか大阪に行った。何から何までつらかった」(27歳・会社員)
「学生時代の同好会の飲み会で一気飲みさせられて、2日くらい体調が戻らず、二度と深酒しないと誓った」(25歳・学生)
そしてやっぱりいちばん多かったのはこれ! 「キャパを知らず飲み過ぎた」「気づいたときには手遅れだった」「飲まされた」などいろいろなパターンがありますが、楽しかったはずの飲み会を全部ぶち壊す「飲みすぎ」。自爆したパターンなら次からやらなければいい話ですが、「飲まされた」はつらい。いい年になっても飲ませるのが好きな人って、ちょっと幼く見えてしまいますよね。
せっかくお金も時間も使うのだから、やっぱりつらい飲み会は何もかもムダにした気がしてつらい。うっかり自分も無意識に誰かの「つらい飲み会」の思い出を作ってしまわないように、改めて気をつけていきましょう。(榎本麻衣子)
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