大プロジェクトという事とあり、会見には沢山の協賛企業のロゴが。「これだけ沢山の企業ロゴが入った会見は初めて」というMCに対して、「まあ、でも同じ企業が何枚かありますよね?」という大泉さんの鋭いツッコミに会場は大爆笑!!
「でもとてもスケールの大きい撮影だったので、撮影当初からとんでもない予算がかかっているんだというのはわかっていたので、胃が痛い思いがしましたね。どれだけの人に観てもらえたら元取れるのかって。なのでなるべく食費を切り詰めて、なるべく制作費を使わないようにした思い出があるような、ないような(笑)」と、撮影時のプレッシャーを面白可笑しく話す大泉さん。
海外の映画祭での受賞について、実際にポルト映画祭に行かれた大泉さんは「ポルト映画祭は本当にすごかったですね! こんなに盛り上がって観るんだなって驚きましたね。日本だと黙って観てることが多いけど、(ポルトでは)まるでスポーツをパブリックビューイングするかのような盛り上がりで。そういう観方もいいな、と改めて思いましたね」と話すとMCから「残るブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭でも受賞したいですよね」と聞かれると「とりたいですよね〜。でも最終的にはアカデミー賞もとりたいですね」と大泉さん。それに対して有村さんが「目標は高くで!! 高く持っていた方が良いと思います」と声をかけると「バカにしてる?」と苦笑い。
アカデミー賞といえば、先日オスカーを受賞したレオナルド・ディカプリオさんの『レヴェナント:蘇えりし者』での銃を構えるビジュアルが似ているとネットで話題になっていることについて「やられたな〜と思いましたね。でも僕らは2年前に撮ってますからね。僕らのが早いんですよ。あ、でもねポルト映画祭でもね、声かけられたんですよ。『ディキャプリオ!』って。見間違えたのかしらね。やっぱり似てるんだなぁって思いましたけどねぇ」と話すと「絶対ディカプリオこの会見観ないよね? 大丈夫だよね? ジョークよ(笑)」と会場を沸かせました。
三大ファンタ映画祭を制覇することが期待されているという事もあって、日本でもかなり話題になりそうですね! 原作者の花沢さんも「これだけ納得できる作品はなかなかない!」と太鼓判を押す映画『アイアイムアヒーロー』は4月23日より全国東宝系にてロードショーです! (白鳥優香)
『アイアムアヒーロー』
大泉洋
有村架純/吉沢悠 岡田義徳
片瀬那奈 片桐仁 マキタスポーツ 塚地武雅 徳井優
長澤まさみ
原作:花沢健吾『アイアムアヒーロー』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
監督:佐藤信介
脚本:野木亜紀子
音楽:Nima Fakhrara
製作:東宝
共同製作:エイベックス・ピクチャーズ 小学館 電通 WOWOW 博報堂DYメディアパートナーズ ジェイアール 東日本企画 KDDI TOKYO FM 日本出版販売 小学館集英社プロダクション ひかりTV GYAO
製作プロダクション:東宝映画
配給:東宝
(C)2016 映画「アイアムアヒーロー」製作委員会
(C)2009 花沢健吾/小学館
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