菊池亜希子と中島歩の結婚からはじまる新しいラブストーリー映画『グッド・ストライプス』が、12月24日にDVDとしてよみがえります。
特装限定版には監督が書き下ろした緑(菊池)と真生(中島)の後日談となるショートストーリーが読めるブックレットが封入されるなど、新しい『グッド・ストライプス』が楽しめます。その主演を演じた、菊池亜希子さんにインタビューを行ない、緑としての結婚や菊池さんのプライベートなどを前編・後編にてお届けします。今回は、DVDの楽しみ方や演じた緑役についてです。
あらすじはコチラ→ 映画「グッド・ストライプス」主演・菊池亜希子、中島歩インタビュー【前編】
Woman Insight編集部(以下、WI) DVDが発売されますが、映画館からテレビと、観る人の見方が変わります。どんなところを見て欲しいですか?
菊池亜希子(以下、菊池) 「外出するのがめんどくさいな」って、家でダラダラしているときに観たら「いい映画だったな」って思ってもらえるくらいの温度がちょうど良い映画だと思うので、DVDを待っていてくれた人もいるんじゃないかなと思います。
WI 楽な雰囲気で観られる映画ですよね。
菊池 大きなスクリーンで気付く部分もあるけど、自分がいつも住んでいる家で見るからこそ伝わる“空気”みたいなものもあると思うんですよね。映画の中でもふたりで暮らしている家でのシーンが多いので、くつろいでソファーでだらだらしたり、スナック菓子を食べたり楽な姿勢で観たほうが「あ、これ私じゃん!」と、近い距離感で見て気が付く部分も多いと思います。
WI それは共感する部分を感じてもらえるということですか?
菊池 「共感」という言葉って気軽に使いやすい言葉ですけど、私は少し違和感を感じることが多くて。心からの共感ってそんなに簡単じゃないと思うんです。だから、「この人、私と同じ!」って重ねてみる必要は全然なくて。ただ、少しだけ“ドキ”とか「ヤバイ」って、自分を見ているように思える瞬間はあるのかもしれないという感じです。