渡部豪太、「この作品は自分に対する挑戦」【インタビュー前編】

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WI いただいた資料から演出家のかたが、人によっては悲劇、ラブストーリー、ロマンティックコメディーと観方が違うと話されていましたが。

渡部 今回、ジュリーとジャンはお互いによって、自分という存在をもっと知ることになる。「他人を通して自分を知る」ことは、他人によって、今まで発見できなかった自分に気づいてしまったり、自分の中の何かが暴走してしまったりすること。気づいたことがドラマだし、観方を変えれば喜劇にもなる。他人は人がが苦しんでるのを楽しんでしまうときもあるので、そうなれば喜劇です。その思いにどれだけ深みを加えるかで、悲劇にもなるし喜劇にもなる。どうなるんでしょうね。

WI 渡部さんはどちらになると思いますか?

渡部 演出家の一色さんは喜劇にしたいと思うんですよね。でも、そう言われれば、私は“あまのじゃく”なので、やってやるぞ!って思って……。いえいえ、冗談ですよ(笑)。

WI 稽古と舞台で、変えちゃう人もいると伺ったことがあります(笑)。

渡部 私、そこまで心臓に毛が生えていないので(大笑)。わりと稽古中にちゃんと「これはいいですか?」って聞く方です(笑)。稽古中には、いろいろと試してみたいと思っています。

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「あまのじゃくなんで」と話されていますが、お話を伺っていると舞台がお好きで演じるという仕事にとてもストイックな印象を受けました。その渡部さんが雛形さんを「何か引き出しを持っている」、ご自身を「自分に対する挑戦」と語る舞台『令嬢と召使』。どんな姿で演じるのか“早く観たい”と感じました(平山正子)。

『令嬢と召使』公演概要

日程:2016年4月21日(木)~24日(日)
劇場:シアタートラム(東京・世田谷区三軒茶屋)
料金:全席指定5800円(税込)

作:ストリンドベリ(「令嬢ジュリー」より)
翻案:笹部博司
演出:一色隆司

出演:雛形あきこ、渡部豪太

公式ホームページ:http://www.majorleague.co.jp/stage/reijyo2/

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