【山頭火】
出雲市駅北口を出て、信号を渡ったら目の前すぐ! 運が良ければ駅徒歩1分未満で行けてしまう「山頭火」さん。一見「常連さん多そうだな……入っても大丈夫かな……?」と思ってしまいますが、まったく問題なし。優しいスタッフさんたちが迎えてくれます♪
島根・出雲の美味しい素材を使ったメニューがたくさんある郷土料理のお店で、地元や観光客に愛され続けて20年になるお店です。
のどぐろ、しじみ、うなぎ、十六島(うっぷるい)のり……などなど、出雲のグルメはすべてここにそろっている、と言っても過言ではありません。
絶対食べておきたいグルメをいくつかご紹介します。
◆のどぐろ
まずは「山陰と言えば!」のお魚、のどぐろ。煮ても焼いても美味しいこのお魚は、是非島根を訪れたらどこかで味わっておきたいもの。
いただいてみると、まさに「白身のトロ」と言われるだけあり、上品な味わい……。美味しくってどんどん箸が進んじゃいます。
◆大粒しじみの酒蒸し
山頭火に行ったら是非食べたいのが、「大粒しじみの酒蒸し」。
なんとこのお店は「しじみの酒蒸し」発祥の地なんです!
「こんな大きいしじみ見たことない!」というくらいの、宍道湖でとれたぷりっぷりのしじみを味わうことができます。しじみから出たおだしも最高で全部飲みほしたくなること間違いなし。
◆うなぎの蒲焼き
こちらも同じく宍道湖でとれるうなぎの蒲焼き。
ふわっふわのうなぎが美味しい♪ 丸一日旅行で飛び回った体にエネルギーをくれます。
◆大山鶏
ここまで海鮮が続きましたが、忘れちゃいけない大山鶏。
鳥取の大山で育てられている銘柄鶏で、よく居酒屋のメニューにもあるので名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか? この「大山」とは別名「出雲富士」とも呼ばれており、実は神話の世界ではあのあたりまでが出雲地方となっています。
口に入れた瞬間に鶏の味がじゅわっと広がり、とってもジューシー!
◆究極のおにぎり
そして、今回の旅でWoman Insight取材班が「こんなの食べたことない!」と感動したのが、究極のおにぎり。
4000円のコースのシメとして提供されているのですが、是非単品でも出してほしい美味しさ……!
お米は、「東の魚沼コシヒカリ、西の仁多米」と呼ばれるほどのブランド米、奥出雲で作られている「仁多米(にたまい)」。
それを包むのは、「カシカメ」という磯の香りの強い海藻と、出雲でとれる超高級海苔「十六島(うっぷるい)海苔」を、店主がこだわりぬいてブレンドしたもの。
ひとくち食べると口の中に広がる塩気と甘みのバランスが絶妙で、「こんなおにぎり食べたことない、これは世界一美味しいおにぎりだ……!」と断言してもいいレベル。
しじみの酒蒸しは1,500円、うなぎの蒲焼、のどぐろの一夜干しはそれぞれ1,800円と少々お値段が張りますが、他のおつまみやお料理などは普通の居酒屋プライスで楽しめます。島根の地酒もたっぷりそろってます!
山頭火
島根県出雲市今市町971
電話番号:0853-20-0800
営業時間:18:00~24:00
定休日:不定休