◆フエルトハット
さまざまなお値段のブランドが続々出しているのが、柔らかな素材のフエルトハット。人気アイテムだからこそ、アレンジで差をつけましょう。どのアレンジをする前も、髪をアイロンでランダムに巻いておくなど、動きをつけておくと仕上がりがかわいくおしゃれな雰囲気に仕上がります。
【ゆるひとつ結び＋ハット＝即おしゃれ】
こちらもスカーフ同様、ゆるっとひとつ結びにハットを合わせるだけで一気におしゃれな印象に。
【1】全体をひとつにまとめたら、表面にニュアンスが出るように、毛束の根元を1回転ねじり、指先で後頭部の毛束をところどころ軽く引き出して立体感を出し、ゴムで結びます。
【2】結んだら毛束の下から少量の髪を取り、その髪に1度軽く逆毛を立てふんわりさせたら、そのままゴム部分を隠すようにぐるぐる巻きつけて、ピンで固定します。
【3】ハットをかぶったら、バランスを見ながら左右の耳横の髪を指で引き出し、ゆるさを出します。後ろの髪は手ぐしで逆毛を立てるようにしてふっくらさせましょう。
【上品さで右に出るものナシ！ ふんわりシニヨン】（写真上）
清潔感があり、上品見え間違いなしのシニヨン。丸みのあるハットをあわせると、さらに品よくかわいらしく見えます。
【1】髪全体を後ろの低い位置でまとめます。毛先は丸めておだんごをつくり、上から細ゴムで結びます。
【2】おだんご部分の毛束を指でつまみ、根元をねじって、おだんごに立体感を出します。襟元の髪がくずれてきたら、ピンをさしてとめておきましょう。
【3】ハットをかぶったら、バランスを見ながら左右の耳横の髪を指で引き出し、くずれないようにキープスプレーを吹きかければ完成！
【ゆるさがカギ、くずし三つ編み】（写真下）
大人の三つ編みをおしゃれに見せるには「ゆるさ」がカギ。上に重ねて編むのではなく、下に重ねて編む「裏編み」でつくると、横から見たときに編み始めの部分がふっくらきれいに見えます。
【1】顔まわりに軽く遅れ毛を残してから、髪を片方にまとめて太めの三つ編みを作ります。下に重ねて編む「裏編み」がポイント。
【2】毛先付近まで編んだら、細ゴムでしっかり結びます。編んだ山の部分を指で軽く引き出し、三つ編みをゆるめにくずしたらできあがりです！
「いつものひとつ結びにサラッと合わせるだけ」の超簡単ワザから、「くるりんぱとピンどめで作る」ちょっと凝ったアレンジまでさまざま。是非トライしてみてくださいね♪（後藤香織）
『SAKURA』2015年冬号（小学館）
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