職場の人に出す?祖父母の場合は?正しい「喪中はがき」のマナー、知ってます?

「祖父母が亡くなった場合は喪中はがきを出すべき?」「職場の人にも喪中はがきを送る?」……いざ「喪中はがき」を作成しようと思うと、いろいろ疑問が出てくるもの。そこで最低限知っておきたいマナーをまとめてみました。

 

■喪中はがきの意味とは?■
そもそも「喪中はがき」(年賀欠礼)とは、親族に不幸があり喪中なので「年賀状」をご遠慮する旨の挨拶状。毎年年賀状のやり取りをしている相手には、先方が年賀状を用意する前に「喪中はがき」を届ける必要があります。一般的には12月の上旬までに出すのがマナーと言われています。

■喪中はがきを出すのはどんなとき?■
服喪期間に明確な決まりがあるわけではないので、故人との関係や相手との関係によって「喪中はがき」を出すかどうかを決めましょう。一般的な例は以下の通り。

<「喪中はがき」を出す>
故人が配偶者、両親や子どもなど一親等の親族
※両親、配偶者、子どもが亡くなった場合は、ほとんどの人が13か月を喪中とします。

<場合により「喪中はがき」を出す>
故人が祖父母、義祖父母、兄弟姉妹、義兄弟姉妹など二親等の親族
※兄弟の場合は亡くなって90日、祖父母の場合は、父方が150日、母方が90日と服喪期間が異なりますが、最終的には生前の親交度によって判断しましょう。

<「喪中はがき」は出さない>
故人が曾祖父母、伯父叔母、いとこなど三親等の親族
※多くの場合は喪中としませんが、同居していたり、親交が深い場合は喪中にすることもあります。

また、会社関係の人には、余計な気を使わせないように、喪中はがきを出さない場合も多いようです。職場の相手や取引先の人には、仕事は公の場と考え、通常通り年賀状を出すという方法もありでしょう。

 

■喪中はがき作成のポイントは?■
「喪中はがき」に必要なことは、以下の3点。
(1)前文挨拶 (時候のご挨拶)
(2)喪中のため年賀状を出さない
(3)良い年をお迎えいただきたい
これらをきちんと盛り込んだ文章が望ましいとされています。

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情報提供:株式会社メモリアルアートの大野屋

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