「暑さ寒さも彼岸まで」って言うけど、そういえば「彼岸」っていつ?

全国的に35度越えの猛暑日を多数記録したあの夏はどこへやら、9月に入ってから、ときたま暑い日はありますが、どんどん過ごしやすい気温になっていますよね。
暑さ寒さも彼岸までと言われる通り、ここからさらに涼しく心地良い秋へと突入していきそう。

……ところで、「お彼岸」やら「暑さ寒さも彼岸まで」やら、「彼岸(ひがん)」という言葉をこのくらいの時期になるとちょくちょく聞く機会がありますが、「彼岸」っていつだか知っていますか?

彼岸っていつ

そもそも「彼岸」は、春と秋の2回あります。

それぞれ「春分の日」と「秋分の日」を真ん中の日として、その前後3日を合わせた7日間を「彼岸」と呼んでいます。

 

2018年秋は9月23日が秋分の日なので、9月20日~26日が「彼岸」の期間。
また、春分の日と秋分の日は、実は年によって変動しています。法律でも、他の祝日とは異なり、具体的に月日が明記されているわけではありません。このふたつについては、国立天文台が毎年2月に翌年の「春分の日」「秋分の日」がいつかを発表しています。
たいてい春分の日は3月20日or3月21日、秋分の日は9月22日or23日です。

春分の日・秋分の日は昼と夜の長さがほとんど同じで、春分の日以降は日が長くなり、秋分の日以降は夜が長くなっていくため、それぞれ寒さと暑さの目途がつくラインとして「暑さ寒さも彼岸まで」と言われてきているようです。(後藤香織)

参照/内閣府、国立天文台

 

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