いよいよ2月が始まり、この春の新生活に向けて「物件探し」を始めるorしている途中という方も多いのではないでしょうか。自分だけのお部屋探しって、なんだかとってもワクワクしますよね! でも、せっかくなら、綺麗でフローリングの色も好みで、築浅で駅近で…と、理想がどんどん膨らみ、そんな条件で検索をかけた結果、「予算内では物件がゼロ」みたいなこともありがち。

そこで今回は、ここ5年間で3回の引越しを経験したライター・Amiが語る、物件条件の究極の2択について、経験上マッチすると感じる人、しないについて分析。みなさんが納得できるお部屋探しの参考になれば幸いです!
Contents
マンション or アパート
みなさんが最初に悩まれるであろう、「マンションか、アパートか」という問題。筆者もこれまで住んできた物件は、 マンション→アパート→マンションの順にマンション2回、アパート1回。それでは、この違いは何だったのでしょうか? それは、その都度物件において「何を重視してきたか」です。
結論、マンションを勧めたい人は、「狭くてもいいから機能的な利便性を重視したい人」、アパートがおすすめな人は「費用を抑えつつ広めの物件に住みたい人」。

マンションは、住人が多い分、エレベーターや共用のゴミ捨て場などを完備していたり、宅配ボックスも多くのところで準備されていたりと、機能性が優れているケースが多いです。また、「管理費」も、家賃とは別に高めで設定されていることもあり、その分共用部が綺麗な状態で保たれている物件が多いのがいいところ。反面、特に都心のマンションは狭いところが多いです。 10万以上出しても25平米程度の1Kか1Rなんてことも(アクセスがほどほどよく、徒歩10分以内ほどの場合)。“家”というより、“部屋”という印象。仕事や学校、遊びなどで家は基本寝泊まりする場所として使うことを想定する方には、マンションがおすすめ。もしくは、一人暮らしに慣れておらず、なるべく便利に暮らしたいという方にも◎
家賃は抑えたいけどマンションがいい! という方には、築古リノベ物件も検討するとよさそう。築50年前後でも「フルリフォームがされていれば、古さを感じず問題なく、虫もほとんど出ない」との意見も、編集部スタッフから上がりました。

それでは、アパートはどうでしょうか。アパートは、値段が控え目な分、都内でも駅によっては10万円以内で1DKや1LDKといった広めの物件がちらほらあります。私がマンションからアパートに引っ越した理由は、在宅での仕事や勉強のために家で過ごす時間がとても多く、元のマンションの広さが窮屈になったためです。一方で、オートロックやエレベーター、敷地内ゴミ捨て場に関しては整備されているところは少ないので、ある程度自己管理ができるor一人暮らしに慣れてきた人にオススメ! また、共用部にゴミが置かれていたなどのトラブルに対しても、比較的遅い傾向が…。こうした点を我慢できそうなら、広くて快適な部屋作りがしやすいアパートがgood!
築浅 or 築古

筆者の経験上、女子の大半が築浅(5年以内など)を希望するイメージ。「多少狭くてもいいから、綺麗な方がいい!」という声、たくさん聞いてきました。でも、それって本当にそうなんでしょうか? フローリングや壁紙など、細かなお部屋の色味にまでこだわりがある場合には、確かに超築浅の物件がベスト。
でも、意外と築20年くらいの物件までなら、柱やフローリング(色味やワックスの加減)などに年代ごとの特徴はあれど、バス・トイレ等にもそれほど年季を感じず、外観も今っぽくて純粋に「綺麗」と思える物件が結構あります。
私が3回目に選んだ物件は、築20年。出窓の作りやフローリングに若干の年季を感じたものの、「建具」が立派に感じました。一級建築士の知人曰く、物価高の現在と20年ほど前の物件では、同じ予算でも使える素材に大きな違いがあるよう。(もちろん全てではないものの)デザイン性は今っぽくても、建具の質としてはあまり高くない物件も、築浅の方は見られるそう。デザインにとても大きなこだわりがあるわけではないということであれば、築20年くらいまでなら、築年数を広げてみてもまったく抵抗なく暮らせる可能性大。
ちなみに再び、先ほどの項目で出てきた「築50年×フルリフォーム済物件」住まいの方によると「外観はそこそこ年季を感じるけれど、家の中はまったく古さを感じない」そう。築年数にこだわらないだけで他の条件が叶うなら、案外アリかも?
バス・トイレ別 or 3点ユニットバス
3点ユニットバスなのか、独立洗面台・バストイレ別なのかで、結構家賃って変わりますよね。そもそも築浅の家は独立洗面台完備のケースが多いので、これは築古物件によくある2択。正直、これはやっぱり「バス・トイレ別」のほうがおすすめ。なぜなら、
- バスルーム全体がお風呂上がりに蒸れやすい
- お風呂に入るとき、スペース的にトイレの蓋に衣類を置かないといけない
- お風呂がとても狭い上に実質シャワールーム(湯を溜めながらシャワーを浴びれないため)
という理由があるから。「絶対シャワーしか浴びないし、衣類を置く場所も気にならない! 掃除は頻繁にできる!」 という方はユニットバスでもOKかも。私は結構ズボラなのに若干潔癖、そして冬は風呂派ということもあり、バス・トイレ別一択でした。
でも、バス・トイレは別だけど、洗面所とトイレが壁を隔てず同じ空間にあり、洗面所と風呂場は風呂場のドアを隔てて繋がっている…というつくりの物件には住んだことがあります。つまり、通常の「脱衣所」と呼ばれる空間にトイレがあるのです。これについては最初違和感が合ったものの、一人の時には困らないし、ユニットバスのようなお掃除問題も特にないし…ということで、来客がいない限りは問題なかったです。
駅近 or 徒歩10分以上
みなさん最初は駅近の方が便利だと考えて、物件を探すはず。でもここで伝えたいのは、駅近=ベストというわけではないということ!
駅近のメリットとしては、とにかく通勤・通学がしやすいこと! 寝坊しても走ればドアtoドア10分で間に合うとかとなると、とにかく便利ですよね。でも、デメリットとしては生活が単なる「職場と家との往復」になってしまうこと。また、線路沿いや高架下、大きな道路沿いだったりすると騒音も気になります。逆に、駅徒歩10分ほどはかかるけど、その間に商店街や大きなスーパー、使いやすそうなカフェや外食屋さんがあると、一気に生活に彩りがでます。
実際、以前「駅徒歩2分だけど、サブで使われるような出口だったが故に周囲に家しかなく、活気がないA物件」と、「駅徒歩10分はかかるけど、間にスーパー、商店街、外食チェーン、パン屋、図書館etc…などがある物件B」で最後まで迷い、比較したとき、「あまり大学に行く頻度も高くないし、最寄駅周辺で十分楽しく過ごせる環境に住みたい」という思いが決め手となり、駅徒歩10分のB物件に決定。正直駅遠いな…と思ったこともありますが、通学の徒歩の時間が気分転換や運動不足解消にもなり、充実していました。
ただし、物件の駅からの距離を見るとき、信号の有無や個数は見ておいた方が良さそう。同じ「駅徒歩10分」表記でも、「家〜駅の間に信号がなく確実に10分で行ける物件」もあれば、「家〜駅の間に信号が多く、すべての赤信号に引っかかるとプラス数分になる物件」もあります。後者は結果的に少し早めに家を出る必要が出るため、あとあとちょっとストレスになることも。
オートロックあり or オートロックなし

特にアパート。綺麗な新しい物件でも、オートロックなしの家って結構あるんですよね。正直、あった方が安心だけど、なくてもいい、そして「モニター付きインターホン」が最重要というのが結論。
私が2回目に住んだアパートは、実はオートロックなしの物件。最初はオートロックを必須条件にして家探しをしていたのですが、なかなか予算内で希望の物件が見つからず…結局、「治安のいいエリアであること」「ディンプルキーであること」「2階以上であること」「モニター付きインターホン」は必須として、オートロックはなしに。オートロックがあることは安心材料の一つではありますが、犯罪に巻き込まれることを絶対に防ぐものではありません。だからこそ、周囲の治安を優先して、「この街なら安心して住めそう」と思える場所に決めました。結局、日々の生活では頻繁に警察が夜もパトロールをしていたり、人通り(とくにファミリー)も多く、来客はモニター付きインターホンで確認できるので、怖い思いをすることなく住み続けることができました。
エレベーターあり or なし
これは正直、“あり”をおすすめします。なぜなら、日々の重たい荷物やトランクの運搬が大変なだけでなく、引越し・退去それぞれの際にエレベーターがないと「余分な請求」が生じる可能性があるから。エレベーターがあれば、おおよその大型家具も入りさえすれば問題なく搬入・搬出してくれますが、仮に外階段の場合は追加で数千円費用がかかることもあり、さらに内階段の場合には最悪「お断り」されるケースも。

以前、↑のような感じの内階段ありのアパートに住んでいたのですが、退去の際に対応してくれる業者探しが大変でした。中古買取の方にもきていただいたのですが、内階段という理由だけで作業手数料1万円を請求されることも。また、月2〜3回スーツケースを利用していたので、壁紙などを傷つけないか毎回ハラハラでした。
それでもエレベーターなし物件がいい場合は、「外階段」の場合は2階程度の部屋にしておき、「内階段」の物件に関しては特に、そういった作業手数料を支払うことになってもなおその家がいいのか、また、大型の荷物を上げ下げする際に頼れる人はいるのか、といったことも踏まえて選びましょう!
IHコンロ or ガス
料理をそんなにしないor日々の掃除が楽な方がいいという方にはIHコンロ、料理を頻繁にするので火力が強く、調節もしやすい方がいいというタイプならガスをオススメ。フライパンを油に敷いて全体に広げるために一度IHから離すと熱が届かないように、IHは便利だけど本格的な調理にはちょっと向かない面が。でも、正直これは好み。よほどのこだわりがなければ、この条件は後回しにしてもいいかもしれません。
ただし、築古物件の場合にはIHの性能が悪く熱の立ち上がりが遅いために、それでお湯を沸かそうとするといつまでも湧かないなんてトラブルもありがち。よく確認しておきましょう。
バルコニーなし or あり
私の結論は、「浴室乾燥機があれば」なしでOK。正直、女子の一人暮らしは狙われやすいのであまり外に洗濯物を干すのはオススメしません。そのため、浴室に乾燥機があれば外に干す必要もなく、ベランダも不要。ベランダ付きの物件に住んだこともありますが、結局ほぼ使いませんでした…。
敷地内ゴミ置き場あり or なし
「ゴミを決まった日に出せないほど多忙」「面倒くさがり」な人は、やっぱりいつでも捨てられる敷地内ゴミ置き場は合った方がいいけど、その点に余裕がありそうならこの条件は削っても◎ 一人暮らしで出るゴミの量は、日中出かけていれば尚更、それほど多くありません。そのため、仮に一回忘れても、週1か週2でもなんとか耐えられます。自身の生活リズムに合わせて考えてみてください!
今回は、物件探しの条件を絞るときに悩める究極の2択についてご紹介しました! どれもこれもあった方がいいと思うと、途端に合致する物件数がなくなりますよね。便利な方がいいに越したことはないですが、実際の用途に対してオーバースペックな物件は、予算を引き上げ、後から住み続けるのがキツくなってくることにつながります。ぜひこの記事を参考に、譲れない点はどこなのかよく考えてみましょう♡ (Ami)