京本大我、SixTONESでの悩みを告白「最近スルーしてしまっています」。わんぱくエピソード披露で憑いている疑惑も?

京本大我さん(SixTONES)が、4月22日(火)に開催された映画『見える子ちゃん』完成披露イベントに、主演の原菜乃華さん、久間田琳加さん、なえなのさん、山下幸輝さん、堀田茜さん、滝藤賢一さん、中村義洋監督とともに登壇しました。

©2025『見える子ちゃん』製作委員会

カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数9000万回、国内発行部数330万部を突破した泉朝樹によるホラーコメディ漫画『見える子ちゃん』を、中村義洋監督が原さん主演で実写映画化。

ある日突然、“見えてはいけないもの”が見えるようになった女子高生が、恐怖に打ち震えながらも“無視”を決め込む――。そんな“見えないフリ”する高校生の、全力無反応系エンターテインメントです。

©2025『見える子ちゃん』製作委員会

イベントでは、早速、登壇者が揃い挨拶を始めようとすると、壇上には静かに佇む男の子が…。本イベント名“何が見えても、最後まで無視してください完成披露試写会”にちなみ、劇中で主人公・みこの家までついてきてしまう子供の幽霊・ツトム君がなんと舞台挨拶にもついてきてしまった様子です。

しかし、原さんは「何もみえないですよね…」、京本さんも「なんのことですか?」と、キャストたちはどんなに凝視されても可憐にスルーしながらイベントスタート。

主人公・四谷みこ役の原さんは、霊を“無視する”という大胆な演技について問われると、「ホラーの撮影は恐怖の感情を表に出す印象だったのですが、現場でもっと抑えてと言われて塩梅が難しかったです。監督から安心して演じてと言われてからは無理せずに演じることができました。ホラー作品の現場じゃないような楽しい撮影期間でした」と語り、撮影を振り返ります。

©2025『見える子ちゃん』製作委員会

そして、「霊が見えてもスルー」にかけて“これはスルーできなかった”という撮影現場でのエピソードを尋ねられると、原さん、久間田さん、なえなのさんの女性3人の話になり、原さんがなえなのさんからおすすめのパック教えてもらったことを明かすと、なえなのさんから「この間久しぶりに会ったら、まだパックがカートに入れっぱなしだったんです!」と暴露が。

原さんは言い訳をしつつも、天然だと指摘を食らうと、「天然でいうと、ひもかわうどんを山下さんが“きもかわうどん”って言っていて、天然だなって思いました!」と話題をすり替えます(笑)。

それを受け、山下さんが「きもかわうどんが名物なんだって本当に思いました(笑)」と告白し、京本さんは「それは完全に天然!」とすかさずツッコミ。

またその流れで、京本さんが「撮影の休憩時間に、フードコートでたこ焼きが売っていて…食べたいって思ってたら、なえなのさんも買っていて、わんぱくな子が他にもいたと思いました(笑)」と意外なエピソードを告白。

©2025『見える子ちゃん』製作委員会

京本さんは物静かな先生役というのもあり、「役の反動で食欲が増してしまいました…食べ物はスルー出来なかったです」と白状すると、「大事なシーンでたこ焼きを食べてたんだ…」と、ショックを受ける原さんとともに、監督からもヤジが飛び、役とは裏腹なわんぱくエピソードに、登壇者から反感を買ってしまう事態に。

その後、撮影後は塩風呂で清めたというCanCam OGモデルの堀田さんが、「お腹すいていると憑いているって言われますよね…」とこぼすと、京本さんも「確かに…!」と、映画さながらの展開に驚きを見せていました。

また、久間田さんは役柄ゆえに、「ドーナツとクレープとコッペパンを食べるシーンで、頬張るのが大変でした」と苦労を語り、滝藤さんはネタバレに怯えつつも、「妻役の高岡さんと監督の芝居にかける想いが現場でぶつかっていて…すごかったです」と、衝撃的な撮影秘話を披露。

原さんは家族のシーンに触れ、「泣いてしまう温かさもあって、皆さんで大切に作り上げた世界観だったなと思います」と振り返ると、過去の滝藤さんとの共演作も含めて、「毎回滝藤さんに泣かされています」と語り、今回も涙なしでは見られない共演になっていることが窺えました。

そして、話題はそれぞれが思う、この映画の“無視できない”おすすめポイントのトークへ。山下さんは「みこが見えない設定なんですが、見える皆さんはしっかりと観ていただいて…」と話したところで、監督からネタバレ防止のストップが!

ネタバレに気を付けながら、京本さんは「ホラーを普段観ないタイプなのですが、この作品は観やすくて、あっという間でした。ホラー苦手な方にもおすすめです!」と魅力を語り、「脚本も素晴らしかったですが、映像でみて、よりこの作品の魅力に気づきました。ホラー苦手な方は騙されたと思って、楽しんでいただきたいです!ちなみに、僕は憑りつかれています(笑)」と明かしていました。

イベントでは、「見えていてもスルーする」というテーマにちなんだ“日常のスルースキル”についての質問も。

一目散に手を挙げた京本さんは、「グループメンバーのジェシーがギャグマシーンで、長い間スルーしていたら、ボソボソとギャグを言うようになってしまって…。ボケを拾いなおそうってなったのですが、拾われるとわかってから、またボケ数が増えてしまって…。基本、(田中)樹が捌いてくれるのですが、最近スルーしてしまっています」とグループ内の悩みを告白。

なえなのさんは洗濯機の乾燥機が壊れてしまったようで、「最近は洗濯が終わったら自分で浴室乾燥機にかけるんですが、今日忘れてしまって、そのままスルーして今日、この場に来てしまいました…家に帰るのが怖いです」と、ひと味違う恐怖エピソードを明かしました。

また、原さんは「心霊スポットで撮影した時があって、翌日霊感がある方に“背中、重くない? 女の子がいるよ”って言われました。怖いなと思いました…まだいるかもしれません」と、本当に怖いエピソードが語られ、周りのキャスト陣が怯える一幕が…。

気を取り直して、堀田さんは「LINEはすごくスルーしちゃいます。お仕事はちゃんと返すのですが、友達とのLINEを既読スルーしてしまいます」という意外な一面が明かされ、久間田さんは「自分の食欲です。私が演じているハナも食欲旺盛なんですが、私も腹八分目では収まらず、週3、4で焼肉に行き、お米・お酒を頼みます!」と、役柄とリンクするエピソードが語られました。

山下さんは「半身浴が好きなのですが、最近暑くなってきたので、お風呂スルーします。お風呂キャンセル界隈。あ! シャワーだけです(笑)」と誤解を解きつつ私生活に触れると、監督から「映画の撮影入る前に、スタッフに湯船はマストって言っています。疲れの取れ方が違う!」とアドバイスがあり、山下は「絶対入ります!」と返答。

滝藤さんはあまりないと悩みつつも、「子供が寿司屋でマグロを90貫、食べたことがあって…怒ったけども、なるべくスルーするようにしてます…」と、子育ての苦労を笑いながら語りました。

最後に原さんが「青春コメディ、ヒューマンドラマの要素がある、斬新で新しいホラー作品です。私自身、ホラーが苦手なんですが、この作品は初めて楽しく観れました。おばけ屋敷感覚で楽しんでいただける作品になっていると思います! ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです!」とアピールし、イベントを締めくくりました。

映画『見える子ちゃん』は6月6日(金)全国劇場公開。