安藤政信「俺が知りたい!」。「南極にいる」説を一蹴。

gonin_c01

東出昌大:久松勇人役

・19年前の『GONIN』を観たことがないかたも、『GONIN サーガ』は新しい物語が始まっていますので、前作のファンのかたは楽しんで、初めて観るかたは、先入観を持たずに、新しいサーガを楽しんで観ていただけたらと思います。

・8歳、小学校3年。虫取りして、サッカーして、夏休みのプールが楽しみな役者になると夢にも思っていませんでした。1作目の『GONIN』のクランクインの日が地下鉄サリン事件で、阪神淡路大震災もあったり……。映像で覚えています。段々と仕事をするにつれて、そういう経験をしたことのないことが増えてきて、19年という長さを感じます。

gonin_c02

桐谷健太:大越大輔役

・僕はこの映画を観た時にエンドロールが流れて、爽快感なのか、かっこいいという思いなのか、言葉で形容できないような感情に襲われまして「すごいかっこいい作品に出れたんだな」と、本当に嬉しく思いました。皆さんがどう感じるか分からないんですが、ぜひ僕と同じような不思議な気分になってくれることを祈っています。

・16、17歳。“役者という世界に入ってやる”っていう意識が強くて。でも大阪で事務所にも入ってなく、とにかく“目立とう”という意識でスカートとか履いたり、スケスケのシャツを素肌の上から着たりして、そのまま学校に行って……。「目立ったらいい」という思いが強くって。「なんで俺が雑誌の表紙をやってない」って自分が表紙の雑誌を作ったり、友達とラジオ番組を作ったり……聞く人がだれもいないのに。東京出てきたばかりの時に、レンタルビデオで『GONIN』は観たんですが「こんなかっこいい映画に出たいな」って。デビューもしてない時なんで、そう思っていた作品の続編に出れるのは、本当に感慨深いです。