1月3日は「瞳の日」。「1(ひと)」と「3(み)」の語呂合わせが由来です。そんな本日紹介するのにぴったりな映画を発見。その名も『ビッグ・アイズ』! 『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』などの話題作をてがけた世界的ヒットメーカー、ティム・バートン監督の最新作です。
でっかい瞳が印象的な「ビッグ・アイズ」といえば、ポップアート全盛期の1960年代アメリカで空前の大ブームとなったアートシリーズ。この絵を描いたウォルター・キーンは一躍時の人に! …しかし、実は「ビッグ・アイズ」を描いていたのは、 ウォルターではなく、その妻マーガレットだったのです。
「ビッグ・アイズ」のヒットで大金持ちになるマーガレットとウォルター。しかし、それは マーガレットにとって、娘を、そして自分をも欺き絵を描き続けることを意味していました。 予告編では、ウォルターに自分の魂でもある「ビッグ・アイズ」を奪われようとしているマーガレットが、真実を告白しようと決意する姿が映し出されています。
「妻は錯乱している」と、真実を認めないウォルター。今の生活を失ってでも自分の絵を取り返したいマーガレット。ウォルターを演じるクリストフ・ヴァルツと、マーガレットを演じるエイミー・アダムスは、それぞれ第72回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞&女優賞にノミネート。その演技合戦も見どころのひとつです。ちなみにラナ・デル・レイによる超絶素敵な主題歌『Big Eyes』も主題歌賞にノミネートされています!
1月23日(金)より順次公開です。「ビッグ・アイズ」を愛し、幼い頃から影響を受けていたという奇才、ティム・バートン監督が、どんなふうに映像化しているのか、今から楽しみです!(五十嵐ミワ)
『ビッグ・アイズ』
2015年1月23日(金)TOHOシネマズ 有楽座他 全国順次ロードショー
「これから、僕たちはひとつ」― 愛の言葉から事件は始まった。
アンディ・ウォーホルですらその魅力を認め、1960年代アメリカで一大ブームを巻き起こした、 絵画〈ビッグ・アイズ〉シリーズ。作家のウォルター・キーンは一躍、時の人となる。しかし……。その絵画は1枚残らず、口下手で内気な彼の妻、マーガレットが描いたものだった! 富と名声を 手に入れた夫はセレブたちとハデに 遊び歩き、妻は1日16時間、絵を描き続けた。そして、10年……。
心の内のすべてを絵で表現してきたマーガレットは、「このままでは自分を失ってしまう!」と 〈告白〉を決意。だが、天才的なウソつきのウォルターは「妻は狂っている」と反撃、 遂に事態は法廷へともつれ込む……。
マーガレットの魂〈ビッグ・アイズ〉を懸けた、前代未聞のアートバトルの行方は?
監督:ティム・バートン
音楽:ダニー・エルフマン 『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』
美術:リック・ハインリクス『フランケン・ウィニー』、『ダーク・シャドウ』
衣裳:コリーン・アトウッド『アリス・イン・ワンダーランド』、『シザー・ハンズ』
出演:マーガレット:エイミー・アダムス『アメリカン・ハッスル』、『ザ・マスター』、 ウォルター:クリストフ・ヴァルツ『ジャンゴ 繋がれざる者』、『イングロリアス・バスターズ』
配給:GAGA
公式ホームページ:bigeyes.gaga.ne.jp
(C)Big Eyes SPV, LLC. All Rights Reserved.
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