「30を超えると、いままで対象じゃなかった“自分を好きな人”の価値が上がる気がします。『ほー! いいもん見てるね君』的な気持ちと、『こんな私に頑張ってくれてありがとう』的な付加価値がつく」
やはりこの選択は、経験値&年齢でだいぶ差が出るようです……。さらに、こんな方もいまして、
「自分が全然好きじゃない人も、自分を全然好きじゃない人もキツイので、そのどちらかとしか今後出会えない場合、終生独り身で生きていかせてください。ちなみに、“私が好き”は、アイドルで満たせる」
最後に加えられたひと言に潔さを感じます。なるほど、そういう考えもあるのですね。
そういえば、昔のドラマや映画なんかでは、よく「幸せになりたいなら、自分を好きな人を選びなさい」なんて主人公がさとされたりしていましたが、それって自分のことを好きになってくれる人がいるからで、世に“おひとりさま”という言葉が浸透し、婚活がブームだった昨今の様子を見れば、「幸せになりたいなら、自分が好きな人をさがしなさい」というのが現代風なのかもしれないなぁ、と思う次第です。
そんなわけで、桐谷美玲さん、山﨑賢人さん、坂口健太郎さんという同世代のアンサンブルキャストが織りなす、笑って泣けてキュンとするラブコメディ『ヒロイン失格』を、みなさんぜひ劇場で。(さとうのりこ)
映画『ヒロイン失格』
9月19日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
http://wwws.warnerbros.co.jp/heroine-shikkaku/
(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社
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