川栄李奈さん主演の日曜ドラマ『ダメマネ! ―ダメなタレント、マネジメントします―』(日本テレビ系・毎週日曜22時30分)。6月15日(日)に放送された第9話では、美和(川栄さん)と真田(山田涼介さん/Hey! Say! JUMP)の熱愛報道に続き、美和の正体が“オオサンショウウオ事件を起こした元天才子役・神田川美和”だったことまで明るみに出て、TOYOプロは大炎上しました!
本ドラマは、新人マネージャー・神田川美和が、冷徹ドS部長・犀川真一郎(安田顕さん)のムチャぶりに翻弄されながら、崖っぷちタレントたちのために芸能界を駆け回る姿を描く人生リベンジコメディ。元・天才子役というキャリアを持つ美和が持ち前の洞察力と演技力でタレントたちを再生へと導いていきます。
第9話では、TOYOプロ大炎上で、タレントたちの仕事は激減し、芸能4部は“ゾンビ化”状態に。そんな中、犀川が美和に命じたのは、「TOYOプロ主催の舞台『愛おしい子』をプロデューサーとして立て直せ」という無謀なミッション。元々は玲子(吉瀬美智子さん)が企画した舞台でしたが、事務所の一連の不祥事を受けて主演俳優は降板。スポンサーは撤退し、キャストやスタッフも次々と離脱。舞台は崩壊寸前でした。
それでも諦めない美和は関係各所に頭を下げて奔走。最後に頼ったのは、17年前、自分をかばってくれた伝説の大女優・朝倉紫乃(寺島しのぶさん)でした。一度は芸能界を引退した彼女に、美和は「主演をやってください」と復帰を願い出ますが、紫乃は冷たく拒絶。
美和は「紫乃さんが引退したのは、自分があの事件を起こしたせいではないか」と思い悩みます。ですがその矢先、衝撃の事実を知るのです。――紫乃と犀川の間には“子ども”がいて、紫乃が芸能界を突然去ったのは出産と育児のためだったのではと察した美和は、「もういいじゃないですか。誰かのために我慢する人生は」と訴えます。ですが紫乃は「私の引退は、美和や犀川とは関係ない」と言い放ちます。
主演も見つからず、紫乃からも突き放され、落ち込む美和のもとに現れた真田。記者・水島(岩崎う大さん)の書いたでたらめな週刊誌の記事をきっかけにすれ違いが続いていた2人でしたが、互いの本心を伝え合い、真田の「傷付いても、揉めても、俺は大丈夫。いっぱい向き合って、お互い心を伝えよう」という強い思いとともに心を通わせます。
もう一度紫乃を説得することを決めた美和は再び紫乃に向き合い、真正面から言葉をぶつけます。「TOYOプロがどうなろうと関係ない。紫乃さんが復帰してくれるなら、なんだっていい!私は、もう一度あなたの芝居が見たい!」。ですが紫乃はその場を立ち去り――。
そして翌日。主役不在のまま迎えた稽古場に颯爽と現れたのは紫乃でした。ついに、彼女は舞台への復帰を決意したのです。紫乃の登場によって、止まっていた歯車がゆっくりと動き始めます。
次週6月22日(日)放送の最終話では、事務所の存続がかかる舞台『愛おしい子』の本番まであと5日。朝倉紫乃の迫真の演技に、芸能4部の面々も奮い立ちます。しかし開演目前、紫乃に致命的なトラブルが…!絶望的な空気が漂う中、美和は大きな決断を下します。
一方、真田の前に立ちはだかるのは、犀川が仕組んだ“もう一つの舞台”。犀川の描く最後のシナリオと真の狙いとは?マネージャーとして紫乃を芸能界に復帰させたい、という美和の“叶えたい夢”の結末、そして美和と真田の“叶えない恋”の行方は――。全員で舞台に立てるのでしょうか?感動の最終回をお見逃しなく!