永瀬廉さん(King & Prince)がMCを務める『THE 夜もヒッパレ』(日本テレビ系)が、5月24日(土)22時から放送。収録の模様が到着しました!
5月24日(土)から4夜連続で放送する特番企画『大進化!レジェンド番組祭り』。日テレが誇る屈指の人気番組が期間限定で復活します。
その中でも今回は『THE 夜もヒッパレ』をフューチャー。同番組は1995~2002年に放送され、最新のヒットチャート10曲を、出演者(時にMC)が正攻法で、またあるときはオリジナリティやアレンジ、さらには番組ならではの演出たっぷりに歌い上げるのが魅力の音楽バラエティ番組です。今回は収録スタジオに潜入し、本編では観られない現場のリアルな裏側が到着しました!
スタジオに入るとまず目に入るのが、番組のアイコンと言っても過言ではない大きな「鯛」のオブジェ。そう、合言葉である「見たい、聴きたい、歌いタイ!」のコールで登場するあの鯛が煌びやかな存在感を放つのです。また90年代当時を彷彿とさせる赤とゴールドを基調としたド派手なセットが、いやがおうにもテンションを高めてくれます。
撮影時間が近づくにつれ、番組出演者が続々とスタジオに集合。MC・三宅裕司さん、中山秀征さんや、赤坂泰彦さんといったおなじみの顔ぶれに、新たに永瀬さんがMCに加入。もはや伝統芸能の域に達しているベテラン3人のおふざけ満載な掛け合いに、永瀬さんがどう切り込んでいくのか期待が高まります!
気になる出演者は、小林幸子さん、スターダムオールスターズ、せいやさん(霜降り明星)、大野雄大さん・花村想太さん(Da-iCE)、DA PUMP、知念里奈さん、20th Century、ハシヤスメ・アツコさん、尾藤イサオさん、MAX、マリーン、モト冬樹さん、森香澄さん、モーニング娘。’25、夜にワルツ(以上50音順)。
往年のメンバーを中心に、いまを感じるアーティストやタレントに加え、お笑い芸人、さらには女子プロレスラーまで個性あふれる顔ぶれ。これだけみても、誰がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか心が高まります。
そしてひと通り準備が整うと、本番撮影がスタート。チャート順位は明かすことはできないので、ここでは出演者のパフォーマンスの模様をお届け。
番組で欠かせない魅力の一つが、MC陣によるトークの掛け合い。出演者全員による「見たい、聞きたい、歌いたい!」のコール後、三宅さんが「23年ぶりにこの時間に帰ってきました」と感慨深く語ると、「最終回の時、僕3歳でした」とつぶやく永瀬さん。これには出演者もびっくり。
ちなみに永瀬さんは3年前の特番で復活した際、MCを担当したこともあり、言うなれば立派な”ヒッパレファミリー”なのです。
トークが進み、メンバーの顔ぶれを紹介する中、モト冬樹さんとわかりながら敢えて「あそこにいるのは?」と小ボケを挟むと「モト冬樹だよ(笑)!」と突っ込むモト冬樹さん。すかさず「ああ見えてギターはうまいんですよ!」と赤坂さんがカットイン。小気味よいお馴染みのやりとりも健在です。
若手を中心の旬なアーティストが、歌とダンスとギターで盛り上げる!
まず印象的だったのは、人気女子プロレス団体・スターダムの選手のみなさんによる『Bling-Bang-Bang-Born(Creepy Nuts)』。歌とダンスという慣れないパフォーマンスから、ステージ上では最初こそややぎこちなさがありましたが、曲が進むにつれて表情も和らぎ、徐々にヒートアップしていく皆さん。ラップパートに入ると、MCの赤坂さんが乱入し流暢にリリックを刻み、これにはスタジオも大盛り上がり。同楽曲ならではのスピーディーな曲調に合わせた激しいカメラワークも見応え十分です。
知念さんが披露した『マリーゴールド』(あいみょん)では、せいやさんがギター奏者として参戦! 素晴らしい演奏であった一方で、出演者全員が注目したのは演奏中のせいやさんの表情。緊張と真剣に取り組んだあまり笑顔ゼロだったのです。終始こわばりながらの演奏となり、これにはみんな大爆笑。演奏後、「おかんが大好きな番組だったから喜んでいたのに、いざ蓋を開けたらギター演奏って。芸人なのにギター1本ってどんなキャスティング(笑)!?」と内情をぶちまけていました。
また過去に何度も出演歴があるというだけあり、『怪獣の花唄(Vaundy)』を披露した20th Centuryの3人のステージは安定感抜群。ステージング後に3人の過去出演時のVTRを観ることに。
圧巻の歌声を披露したのがDa-iCEの2人。歌唱前に今の気持ちについて聞くと「楽しく歌いたいですね」と、笑顔で語る大野さん。そして、それぞれのハイトーンヴォイスを駆使して、難易度の高い『ケセラセラ』(Mrs. GREEN APPLE)をきっちりと歌いあげると歌唱後スタジオメンバーも感動。「高音だし転調もたくさんあって、キーを取るのが難しかったです。」と花村さん。
また世代を超越した人気者同士のコラボも、同番組の見どころの一つ。この日はMAXとモーニング娘。’25によるスペシャルチームを結成。披露したのは『ブラザービート』(Snow Man)。パフォーマンス前には、メンバー全員で円陣を組み気合いを入れる姿も。息の合った華やかなダンスと歌を披露すると、スタジオのボルテージも高まるばかり。大きな拍手に包まれながら席に戻ると「最初から緊張していましたが、ちゃんとできてよかったです」と、ホッと胸をなでおろすモーニング娘。のメンバーたち。一方、MAXのReinaさんは「『ヒッパレ』ではいつも先輩と歌うことが多かったので、今回はこうして後輩と歌うことが新鮮ですごく楽しかったです」と大満足した様子でした。
往年のシンガーによるパフォーマンスとお馴染みのおふざけが胸にしみる
『ヒッパレ!』ならではのさらなる見どころの一つであるライヴコーナーも23年ぶりに復活。今回は、沖縄が産んだ2大ダンス&ヴォーカルグループであるMAXとDA PUMPが初めてマンツーマンバトルが実現。
MC4人によるあの「イッツ・ショータイム!」の掛け声も懐かしい! 『Give me a Shake』(MAX)や『if』(DA PUMP)といったそれぞれの人気曲をベースに、圧巻の歌声あり、ダンスバトルあり、さらには恒例、三宅さんによる”わり込み”ありという『ヒッパレ!』の醍醐味が凝縮されたステージにも注目です。
もちろん、三宅さんと中山さん、さらに永瀬さんのステージも大盛り上がり。中山さんと永瀬さんによる『高嶺の花子さん』(Back number)は、主旋律を永瀬さん、ハモリを中山さんが担当しました。
最初から最後まで笑いと懐かしさが詰まっていた今回の収録。編集で落とすところがないくらい見どころ満載の内容です。あの頃のノリに触れ、笑って、観たあとは余韻に浸れること間違いなし!