Q3/自分は空気が読めるタイプだと思っている
私もそうですが、「空気が読める」のと、「自称・空気が読める」とはまったく違います(私は残念ながら後者)。「自称・空気が読める」タイプは相手の心理状態を、事実はどうであれ、あれこれ察する自分が好きなのです。だから男性の心理を勘違いしたまま、勝手に自分が「気の利く女」だと思い込むふしがあります。
しかも、その思い込みが「結婚は人生の墓場だ」に代表されるような「結婚することで男ばかりが損をする」という結婚のマイナスイメージを真に受け、男性を気づかって(本当は「気づかっている自分」が好きなだけ)、自ら結婚への道を遠ざけてしまっているのではないかと思うのです。
「結婚は人生の墓場だ」、これを信じている人は、男女ともに結婚が遠のきます。ただ世の中には「結婚は人生の墓場だ」以外にも、結婚を悲観する言葉、特に男性の立場から見て結婚にマイナスを感じさせる言葉があふれかえっています。少し例を挙げただけでも……
神が同棲を発明した。悪魔は結婚を発明した。
結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。 宝くじなら当たることもあるのだから。
ウェディングケーキはこの世で最も危険な食べ物である。
結婚とは、ただ一人のために残りの人々をすべて断念せねばならぬ行為である。
独身者とは妻を見つけないことに成功した男である。
「人生最良の時は結婚式の日だった」「最悪の時は?」「それ以後の毎日」
できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、 できるだけ結婚しないでいることは男のビジネスである。
ほかにも探せばいくらでもあります。しかし結婚したいのなら、これらの言葉をすべて忘れる必要があるんです。そして特に女性側がこれからの言葉を真に受けると、「彼は私と結婚しないほうが幸せかもしれない。愛しているのなら、結婚せずに一緒にいるだけでいいじゃないか」と、結婚に対して気兼ねや遠慮の気持ちがわき、勝手に自分で進んで都合のいい女になってしまう傾向があるのです。
結婚するためには結婚へのプラスのイメージをもつことが必要なので、幸せな結婚をしている人のノロケ話を聞いたり、すてきな夫婦を描いている映画や本を見たり、そういった外部からの刺激で心の中の結婚のマイナスイメージを吹き消す努力が必要です。
結婚は幸せなこと、結婚をすることで彼も幸せになれる! 思い込みでもなんでもいいので、これを努力して心に刻む必要があります。
次回も引き続き、結婚するためにはどんな能力が必要なのか考察を続けます。
(吉田奈美)
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