五月病に引き続き、パッとしない天気の日が続いて、なんだかモヤモヤが続く日々。皆さんはストレスにうまく向き合えていますか?
さて今回は株式会社実業家集団が行った調査をもとに、若手社員300人に行った調査から「職場での人間関係や上司とのコミュニケーションに関する“リアルな本音”」を見ていきます。
連休明けの仕事、やっぱり憂鬱になる?
社会人1~3年目の社員の72.0%が「連休明けに仕事が憂鬱になることがある」と回答。さらにそのうち、3人に1人以上は“毎回憂鬱になる”と答えており、「あ、また来たな」と感じる人も多いようです。
「会社に行きたくない」って感じるときはいつですか?
続いてはそんな憂鬱の原因を調査。「会社に行きたくないと感じるときはいつですか?」と質問してみました。
「会社に行きたくない理由」として最も多かったのは「業務へのプレッシャー」(40.7%)。次点で「仕事にやりがいを感じない」(27.0%)が続きました。
ちなみに社会人2年の人に注目してみると、2位に「苦手な上司がいる」が浮上。他の年次より約10ポイントも高い結果となっており、2年目は上司とのコミュニケーションに悩みを抱える人が多いことが分かりました。
上司とのすれ違いの原因は○○です。
上司との関係における不満の1位は、「威圧的で話しかけづらい」(57.5%)。次いで「指示が曖昧」(52.5%)、「怒りやすい」(41.3%)が挙がりました。
とくに社会人2年目では「威圧的・話しかけづらい」が76.7%と圧倒的。上司との会話に対して、上手くコミュニケーションが取れていないと思っている人が多そうです。
自分の性格はこんな感じだと思っています。
続いては「自分の性格に合いそうな言葉」を質問。最も多かった回答は、「安全第一(なるべく挑戦したくない)」(29.0%)でした。その後「何か悪いことが起きる予感がする」(19.0%)、「どうせうまくいかない」(17.7%)が続く結果に。
前向きな言葉よりも「用心」「不安」な気持ちが先行している様子が伺えます。
上司・同僚にされたらいやなことはなんですか?
最後に聞いたのは上司や同僚にされたくない言動。「いつも機嫌が悪くその場の空気を悪くする」が最も多く31.3%、次いで「教えてもらっていないのに出来ないと怒る」(26.0%)が挙がりました。
日常生活でも理不尽な怒りをコントロールせず、こちらの心を乱すような言動に傷つく人も多いはず。仕事中ももちろん例外ではないため、傷ついている若手社員も多いようです。
新生活や連休明けの疲れがたまって、ストレスに悩まされる人も多いこの時期。どうしても限界を感じるときは、逃げ道もあるという事を忘れずに向き合ってみてくださいね。(おだかれん)
情報提供元/株式会社実業家集団 写真/(c)Shutterstock.com
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