【悲報】韓国旅行に必須・便利すぎる交通系カード「T money」を…「チャージ」したいと言ってはいけない理由【ダメ絶対】

交通系カード「T money」の残高が足りない!さあ、どうする!?

長期休暇や、週末旅行でソウルに行かれる方も多いのではないでしょうか? そこであると便利なのが、交通系カード「T money(티머니、ティーモニー)」。日本でいうところのSuicaやPASMOといったものと同じで、地下鉄やバスの利用のほか、タクシーやコンビニなどでの支払いもできます。
便利な「T money」ですが、今回はSuicaなどとちょっと違う点と、「これは注意!」というポイントをお伝えします!

便利な「T money」どこで買えるの?

日本では駅の券売機で売っている交通系カードですが、韓国では、コンビニで売っています。「티머니 주세요.(ティーモニー ジュセヨ、『T moneyください』の意)」といえば、レジで購入できます。キャラクターがついていたりと、いろんな種類のカードがあったりするので、その中から選べるのも楽しいです。

人気キャラクターや、K-POPアイドルのカードなどもあります。壁にたくさん陳列されているとコンビニもあるので、推しカードを選ぶのも楽しい!

T money自体の値段は5,000ウォンくらい(絵柄によって値段が変わります。買ったときのカード残額は0ウォンなのでチャージしないと使えません!)。1,000ウォン単位でチャージできますが、ソウルの地下鉄・バスの一般初乗りが1,400ウォンなので、あちこち行きたいな、という場合は、1万ウォン単位で入金しておくのが便利です。

自動改札機では初乗り金額が引かれます。日本の自動改札機のように残高が表示されます。下に出てきた3,880ウォンが残額。上に出てきた金額が初乗り額(朝6:30までは早朝割で20%オフになります)。

便利だけど……注意も必要!

持っていると便利なT moneyですが、記名式でないので、落としたら、その時点でサヨウナラになる可能性が。落とさないように注意をしてください!
また、ソウルやソウル周辺の地域では、ほぼほぼ使えますが、釜山などの地方の街に行くとコンビニなどで使えないことも。韓国全国で「ほぼ」交通カードとして使える、という認識でいると便利かと思います。

そして、一番気をつけないのが「チャージ」をする際。
「チャージ へジュセヨ」「チャージ!チャージ!チャージ!(連呼)」と、駅員やコンビニの店員に伝えると赤面になること必至。
韓国で「チャージ」は男性器を意味する言葉なので、気をつけてください。
(韓国語では「충전 해주세요.(チュンジョン へジュセヨ、『充電してください』の意味)」と伝えるのが正解。ちなみに、服の「ジャージ」も同じように聞こえるので、服を買うときは츄리닝(チュリニン)と言うようにしてください。)
言葉に自信がない人は、駅にある券売機でのチャージがおすすめです。

駅の券売機では日本語も選択できるので便利。1,000ウォンから現金でチャージできます。

コンビニなどで買ったT moneyのチャージは現金のみ(コンビニでT money本体を買うときはクレジットカード払いOKなところがほとんど)。街中では、クレジットカードを持っていれば、ほぼどこでもお買い物できますが、駅やコンビニでのチャージ用に現金を少し持っていくと便利ですよ。

 

教えるのは…



CanCam編集部 上阪泰幸
親の仕事の赴任先である韓国で小学校時代を過ごし、韓国の大学に留学。渡韓歴は350回以上ともはや計測不可能。特技はソウル市内バスの暗記。何番バスが、どこへ行くのかだいたい頭の中に入っている(日本では一切役に立たないのが悩み)。
※この記事は2025年4月25日現在の情報です。
※1,000韓国ウォンは約100円です。
撮影協力/後藤水生