新社会人にあたる20歳前後は、仕事や恋愛、趣味など忙しい日々を送りながらいろんな経験を積んで、大人の階段を上っていく貴重な時期。そんな中、この年代のみなさんはどんな“恋愛観”をもっているのか気になるところ♡
今回は、恋活・婚活マッチングアプリPairsの「本音マッチ」調査をもとに、新社会人※の恋愛傾向についてご紹介します。
※各学校を卒業する中心の年齢として専門学校・短期大学は20歳、大学は22歳、大学院は24歳、一定の経験を積んだ社会人の年齢として30歳をピックアップして集計
Contents
恋愛の優先順位は仕事より「高いor低い」?
新社会人(20・22・24歳)と一定の経験を積んだ社会人(30歳)の男女に「恋愛と仕事の優先順位」を質問した結果がこちら。
◆新社会人男性の6割が「恋愛>仕事」
新社会人の男性において、20歳の65.8%、22歳の59.9%、24歳の57.8%が仕事よりも恋愛を優先する傾向に。また、年齢が低いほど恋愛への意欲が高いようです。これに対し、社会人経験を積んだ30歳男性の恋愛優先度は、約5割とやや少なめ。それでも2人に1人ほどが仕事よりも恋愛を重んじているのにはちょっと驚きですね!
◆新社会人女性は約6割が「恋愛<仕事」
一方、女性はどの年齢も6割前後が仕事を優先すると回答。恋愛優先度が最も高いのは新社会人の20歳ですが、やはり仕事を重視すほうが58.8%と多数派に。「恋愛も大切だけど、まずは仕事や生活を安定させたい」という気持ちがありそうです。
恋愛の主導権は「自分or相手」どっちが理想?
次に「ふたりで一緒にいるときの決断は、どちらが主導権をにぎるのが理想か」を質問した結果がこちら。
◆新社会人男性(20歳、22歳)の半数以上が「相手に委ねたい」
20歳と22歳は「相手に委ねたい」派が多い傾向に。しかし24歳では「自分がリードしたい」が過半数を超えて多数派となり、30歳では6割以上が自分が主導権をにぎりたいとのこと。男性は「恋人がしたいことを最優先に考え、一歩下がって見守る対応」から「恋人が安心できるよう解決に導き、頼りがいを感じてもらう対応」に変化するのでしょうか。社会経験によって判断力や責任感が身につき、自信がつくことも理由として考えられそう!
◆新社会人女性の9割近くが「相手に委ねたい」
一方、女性はどの年齢も9割近くもの人が「相手に委ねたい」派に。新社会人と社会経験を積んだ人の割合にそれほど差がみられないことから、引っ張ってくれる男性を求める価値観は年齢や経験によって大きく変化しないようですね。ここぞという場面でリーダーシップをみせる男性は頼りになり、魅力的に映るもの♡
同棲や結婚で「お財布はひとつor別々」どっちが理想?
お付き合いする上で価値観が似ていることは大事な要素ですが、その中でもとくに外せないのが「お金の使い方」。そこで、パートナーとのお財布事情の理想について質問した結果がこちら。
◆新社会人男性の約8割が「お財布は別々がいい」
男性はどの年齢も8割前後が「お財布は別々、自立していたい」と回答。新社会人より社会経験を積んできた30歳のほうが別々派が多いのも特徴。収入が安定してきて、趣味や欲しいものに対して自由にお金を使いたい気持ちが高まるのでしょうか。また、最近は夫婦共働きの世帯も増えていることから、お互いが自立した関係を理想とする男性も少なくないはず。
◆新社会人女性の約7割が「お財布は別々がいい」
一方、女性において新社会人(20歳、22歳)は約8割が「お財布は別々、自立していたい」とのことですが、24歳では別々派が1割減。さらに、社会経験を積んできた30歳では「お財布はひとつ、ちゃんと話し合いたい」派が半数近くにのぼりました。パートナーと協力してお金のやりくりをしたほうが将来を見据えた家計管理がしやすくなることに、メリットを感じているのでしょうか。
社会経験を積むと、男性は「お財布は別々」派、女性は「お財布はひとつ」派が多くなるようですね。夫婦でお財布を別々にしていると離婚率が上がるなんて噂もあるとか…?! しっかり話し合って、お互いのストレスを減らせるお金管理方法を見つけたいところです。
お互いの友人・家族とは「仲良くするorある程度距離を置く」どっちが理想?
「お互いの友人・家族との距離感」における理想について質問した結果がこちら。
◆【友人関係】新社会人男女の5~6割が「ふたりの時間と友人との時間は分けたい」
新社会人は男女ともに、「恋人との時間、友人との時間を分けたい」との回答が多数派に。恋人・友人それぞれと過ごすときのテンションが異なる人って多いですよね。「恋人とのロマンチックな時間」と「友人とのワイワイとした時間」は違った安らぎがあるので、どちらも大切にしたい気持ちがありそう!
対して、30歳では「お互いの友人とも親しくしたい」割合が高くなっています。結婚を意識して、恋人の周りの人とも円滑な関係を築いておきたいといったところでしょうか。また、社会人経験によってコミュニティの大切さを実感し、人付き合いの場を増やしたいことも考えられます。
◆【家族との付き合い】新社会人男性の約8割、女性の約6割が「親密な関係を築きたい」
多くの20代男女が、恋人の家族と仲良くしたいようです。これに対し、30歳では「ある程度の距離を置きたい」派が多くなっているのも特徴。社会人生活における交友関係の広がり、実家を離れるなどの家族関係の変化に合わせて、人付き合いの価値観は多少変わるといえそうですね。
恋愛・結婚で重視する価値観ランキング
最後に「パートナー選びで重視したい価値観」を質問した結果がこちら。

◆男女どちらの年齢も「連絡の頻度」「スキンシップの頻度」を重視
男女ともにどの年齢も「連絡の頻度」が最多となり、この価値観が合う人との恋愛・結婚を望んでいるようです。また「スキンシップの頻度」がどちらの年齢でも男性2位と女性3位に入り、男女問わず肌が触れ合うことに対する考えやハードル、好むスキンシップの種類などを重視する傾向に!
◆新社会人は「異性の友達の許容度」、30歳は「子どもの必要性」も重視
世代間ギャップとして注目したいポイントはこのふたつ。新社会人では「異性の友達の許容度」が男性5位、女性2位に。30歳では「子どもの必要性」が男性3位、女性2位に挙がっています。20代は恋人の友人関係との距離感を、30代になると子どもについての価値観を気にする傾向があるようです。パートナーとの関係の構築を大切にしたい20代、結婚や子どもなどの将来を見据えて価値観を照らし合わせたい30代、といったところでしょうか。
社会人になりいろんな人に出会って経験を積む20代、恋愛の価値観やスタイルが変わるのは自然なこと。学生の頃とは違う悩みも出てきますが、その変化をポジティブに捉えながら自分なりの恋愛観をもっておくといいパートナーに出会える可能性大♡(Mai)