◆赤リップだけで勝負できる女
決してムダに着飾ることはせず、唯一のアクセサリーは赤い口紅だけ。今見習いたいのはキャロリン・ベセット・ケネディのようなこの潔さと心意気。実は、見た目に反して、“男前”なマインドです。
服はムダな装飾のない黒か白かネイビーで、ほぼノーアクセサリー。究極のミニマルルックなのに、圧倒的に華がある。削ぎ落として削ぎ落として見えてくるのは、その人本来の美しさであり、生き方そのものなんです。
◆ファッションも生き方もこなれてる女
アンニュイなヘアスタイルに洗練された着こなし。“エフォートレス・シック”と呼ばれるカロリーヌ・ド・メグレの肩ひじ張らないのにエレガントな着こなしは、世界中で注目されていて、現代のスタンダードになりつつあります。
欲しいもの、似合うもの、欠点をカバーしてくれるもの、そんな自分らしさを理解して向き合うことで、求めるファッションや生き方が見えてきます。
◆時代をリードするかっこいい女
一歩も二歩も先を行く感性で、難易度の高い着こなしでさえも完ぺきに自分のものにしていた作詞家の安井かずみ。今取り入れたいのは、その“攻める”気持ち。たとえばシルエットで、たとえば小物で、臆せずトレンドをミックスできるセンスを見習いたい。
自分にしかできない仕事をもち、自分で稼いだお金で好きなものを買う。ファッションのみならず自由で自立したその姿は、ライフスタイルまで含めて女性の憧れそのもの。そしてそれは今でも、十分魅力的な“働く女”そのものです。