「セールで安いし買っちゃおう」「なんとなく可愛いから欲しい」「推しがすすめてるならとりあえず試してみよう」…そんなふうに、つい誘惑に負けて買ってしまったけれど、後になって「やっぱりいらなかったかも」と後悔した経験、ありませんか?
今回は、20代女性100人に聞いた「衝動買いしたけれど実際なくてもよかったモノ・買って後悔したモノ」についてご紹介。どんなものが後悔しがちなのかを知って、これからのお買い物のヒントにしてみるもいいですね♡
【女子の買い物事情】衝動買いしたけど…実際なくてもよかった・後悔したモノ
◆服・靴
「毛足長めのファーカーディガン。ありえんほど毛が抜ける。確かに店員さんに『最初は毛抜けます』っていわれたけど、永遠に止まらず抜け続ける。毛が抜けなくなるのと私が耐えられなくなるのはどっちが先か」
「モコモコのアウターが好きで衝動買いしがち。毎年何着か買い足してしまい、気づけばクローゼットがパンパンになり、急きょハンガーラックを追加で購入。全部ちゃんと着るものの、さすがに収納場所がなくなるほど買うのはやめよう…と反省」
「服を衝動買いした後、数週間でセール品として安くなったことが何回かある。そのときに欲しかったから仕方ないけど、やっぱり『もう少し考えればよかったかも…』とちょっと後悔しがち」
「流行っていたジーンズを買ったら自分には似合わなかった」
「デザインが気に入って買った靴。買う前に履いてフィット感を確かめたけど、いざ履いて出歩いたら足が痛くなった」
「2足買うとお得になるセールにつられて靴を購入。1足は気に入っていてよく履くものの、直感で選んだもう1足は毎年ほぼ出番なし」
ファッション系の衝動買いは、誰しも経験あるはず! ファー素材は毛が抜け続ける問題があったり、デザインは気に入ったものの使いにくかったり。試着しても普段使いしてみないと使用感まではなかなかわかりにくいもの。また、セールやお買い得期間につられて買って後悔したエピソードは、とくに共感を呼びそう。「自分に似合うか」「長く使えるか」「持っている服と合わせやすいか」など、購入前に考えてみるのが後悔を防ぐポイントでしょうか。
◆リップ
「人気YouTuberがあるリップを推していて、乾燥しない、色落ちしないと宣伝していたけど自分がつけると乾燥して合わなかったことがあって後悔している」
「落ちないって聞いて買ってみたマットリップ。冬は唇が乾くのでなんか使いづらい」
SNSやインフルエンサーの影響で購入を決めてしまいがちなリップ。個人の肌質や好みによって合わないことも…。乾燥しないと聞いて買ったけれど唇が荒れてしまったり、マットな質感が冬場には使いづらかったり。他人の口コミだけで判断すると失敗しやすいよう。でも、コスメって実際に使ってみないと相性がわかりませんよね…!
◆ベースコスメ
「キレイなツヤ肌になれるとSNSですごく話題になっていたデパコスの下地を衝動買い。成分が合わなかったのか、塗った瞬間肌がかゆくなって使えず。結構高かったのでタッチアップすべきだった」
話題の化粧下地も、高評価に惹かれて即決してしまいがち。思いきってデパコスを買ったのに、肌に合わなかった…となればショックも大きい! とくに肌との相性が大切なベースアイテムは、テスターで試したり、美容部員さんにタッチアップをお願いしたり、可能であればサンプルを数日使用してから購入すると安心。
◆香水
「推しの香水を買ったけど好きな匂いではなかった」
好みが大きく分かれるアイテム代表選手の、香水。SNSやレビューだけでは実際の香りをイメージしにくいもの。推しへの愛で購入したけれど、香りが自分に合わなかった…というのはちょっと切ない! お店で試して、一度家に帰って落ち着いてから決めるといいでしょうか。
◆推しのグッズ
「いつもランダムグッズばかりだったので確定で買えるアクリルスタンドが発売された時に買ったが、買わなくてもよかったかもしれない」
推し活中の衝動買いも多くの方が「あるある!」と頷く様子、想像できます。部屋がグッズだらけになって片付かなくなったり、使い道が限られているグッズは「もしかして、いらなかった…?」なんて後悔につながることも。買う前に必要かどうか冷静に考えるのが理想…と言いたいところだけど、推しへの愛は現場ではなかなか抑えられないのが現実!!
◆お菓子
「甘いものを食べたくてたくさん買ったけど、食べきれず日切れになってしまった」
「海外製のお菓子。季節限定のものや見た目がかわいいものは試しにパッと買いがち。でも、結局味が好みじゃなくて、消費するのに苦労するパターンが多い。1つ500円とかワンコイン以下で買えても、塵も積もれば山となる…衝動買いはほどほどにしたい」
疲れたときに甘いものを食べるのは、この上ない幸せ…♡自分へのご褒美に甘いスイーツをいっぱい買ったものの、途中でギブアップしたり飽きてくることも。そんなこんなで食べずに放置していたら、あっというまに消費期限との戦いに! これはちょっと後悔。また、海外のお菓子は日本人の口に合わないことも多いからチョイスが難しいものです。
◆文具・雑貨
「高いノート。すごいかわいいんだけど、この高いノートにどうでもいいこととか書けなくて、もったいなくて使えない。ノートは安いくらいのほうがいい」
「お土産屋さんに売ってたゆるキャラの視力検査表。『家で視力検査できるのおもしろいしかわいい!』って思ってなんとなく買ったけど、家で視力検査しない」
「動物や砂時計などの小さなオブジェ、造花やフェイクグリーン、クリスマスの飾りなど、ちょっとしたインテリア雑貨。安くて家に合いそうなものはつい買っちゃう。でも増えすぎると、埃がたまらないよう掃除するのが少し手間に。引っ越しのときに一旦片付けて出すのもちょっと面倒だった」
可愛い文具や飾りは、その場の雰囲気で「あったら素敵かも」「QOL上がるかも」とつい購入してしまいがち。でも、高価すぎる文具は使いづらかったり、小物類は掃除や引っ越し時の手間がかかったりすることも。買う前に、本当に必要かどうかを考える余裕がほしいところ…!
◆オーディオ機器・美容家電
「ヘッドホンを買ったが、あまり音質がよくなかった」
「ヘアアイロンを、安さと旅行にも便利なコンパクトさ、見た目のかわいさから即決で購入。実際に使ってみると、癖毛の自分は髪があまりストレートにならず、だんだん髪が傷んできたような気も…。家電を選ぶときは、事前にしっかり調べることが大切だと痛感」
あったら便利そうな電化製品を即決で購入した結果、「思ったほど使えなかった」という声も。ヘッドホンやヘアアイロンなどは、機能や性能をしっかり確認せずに選ぶと後悔しがちなよう。家電は長く使うものだから、口コミやレビューを参考にしつつ、できれば実店舗で試してから購入するのがベストですね!
◆運動マシン
「踏み台昇降の台。家で運動不足解消できたらいいなと思ったけど普通に外にウォーキングにいくほうが楽しい」
「足踏みマシン。おうちで大好きな韓ドラを観ながら運動できたらいいなと思って買ったけど、やりながらだとドラマに集中できず。やっぱり韓ドラは座って観たい。あとは外で歩いたら心地よくて続けられそうだと思った」
「おうちで手軽に運動!」という理想に惹かれて、つい購入してしまう運動器具。でも、実際は外での運動のほうが気分転換になったり、家での運動習慣がつかず三日坊主になってしまったり。結局使わなくなって「部屋の片隅に物置きとして存在している」ことも、あるある。運動器具を買う前に、まずは自分に合った運動スタイルを見つけることから始めましょ!
つい衝動買いして「やっぱ買わなければよかったかも…」と後悔したり、後悔までいかないけど「買わなくてもよかったな…」という買い物の経験はみなさんもきっとあるはず。お金を無駄にした気分になったり、損をしたと思うこともありますよね。
でも、買って後悔するか、買わずに後悔するか、判断するのってむずかしいもの。完璧な買い物ができなかったとしても、あまり気にしすぎないことが大切。「自分には不要だった」という学びは次回からの買い物に役立つはず♡(Mai)