【コレ、捨ててよかった!】あなたの家にもない?片づけられない女が思い切って捨てた11のもの

仕事を終えて家に入った瞬間、どんな感情になりますか? 安心、落ち着き…それとも、モヤモヤ? 私は、「ただいま~! あー、落ち着く! …けど、うーん」が毎日の日課。

というのも私、俗に言う「片付けられない女」なんです!

小さい頃から片付けが大の苦手で、一人暮らしをしてからはそれに拍車がかかるばかり。とはいえ、ごちゃごちゃした部屋が落ち着くかと言われると全くそんなことはなく、部屋に入ると片付いていない部屋にモヤモヤしてしまいます。

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もうこんな生活は変えたい!! 片付けられないのはそもそもモノが多くて管理しきれないからだ! ということで、怒涛のお片付けをスタート。今回はそんな「片付けられない女」が一念発起して捨てた11のものをご紹介します。

①バラバラのハンガー

なんとなくで購入したものに、クリーニング屋でもらったものなど、気づいたらハンガーって溜まりがち。ズボラゆえ、有り合わせのものを使っていたけれど、一種類に統一したほうが見栄えが良いのでは…? ということで、お気に入りで万能の一種類を残して、あとは手放すことに

すると、干すときに「このハンガー使っちゃうと肩のところ伸びるかなぁ」「これだとギリ入らないか…?」と考える必要がなくなり、洗濯物を干すのが楽になりました!

②行政からのお知らせ、クーポン類

家に届いていた、がん検診の書類。「後で読も~」と思って玄関の棚に放置していたのですが、このたび棚を整理していたら、検診申し込み期限がとっくに過ぎていたことが判明!

その他ポストに入っていたりお店でもらったりで溜まりがちなクーポン類も、よくよく見てみると期限切ればかり。みなさんのおうちにも、期限切れのお手紙やクーポン、ありませんか? もう用済みです。今すぐ整理しましょう。

③家電やデバイスの箱

「いつか売るとき使うかも! 箱があったほうが高値で売れるよね!」と思って大事にとっておいた箱たち。ひとつくらいなら大して場所を取りませんが、これが3つ4つと増えていくと、意外と場所をとってしまいます。

それに私、気づきました。売るときなんて、90%ぐらいの確率で来ないことに。

基本家電やデバイスは壊れるまでorそろそろ限界かもなラインまで使う派。売る日なんてきっと来ないのです。そんな日が来るとしても、箱があるときとないときの値段の違いは、高くて2000円程度のはず。手に入るかわからない2000円のためにスペースをずっと占領しているのはなんだかもったいない気がして、手放すことにしました。

④小学校~高校の通知表

自分で言うのはお恥ずかしいですが、これまで成績は良かったほう。小学1年生の頃から自学自習もしていたので、1学期通しての頑張りが数字になって返ってくる通知表は、自分の努力を認めてもらえたみたいで嬉しかったのです。とはいえ、それはもう十何年も前の話。紙は放っておくと劣化してしまいますし、ある程度まとまった量があればスペースを圧迫します。

そこで通知表関連については、スキャンしてデータ化し、原本は手放すことに。完全な断捨離とはいかないかもしれませんが、モノ自体は減らすことができました。捨てる際は念のためシュレッダーにかけることを忘れずに!

⑤学生時代の参考書、レジュメ

こちらも学校関連品。大学で使う教科書って、けっこう高いですよね。せっかく買ったのに手放すのはもったいないと取っておいたけど、正直卒業してから一回も開いてない。頑張ってメモを取ったレジュメも、一度も読み返していません。捨ててしまうのはもったいない気もするけれど、使わずに置いてあるならそれはゴミと一緒、ということでお別れしました。また勉強したいと思う日が来たら、そのときはちょっと高くてもまた参考書を買おうと思います。

⑥ペンライト

オタク歴10年の私、気づいたら家に大量のペンライトがありました。毎年新しいものが発売されるため、昔のものを使うことはほぼありません。ひとつひとつのペンライトに思い入れはあるものの、使わないであろうペンライトをこのまま家で眠らせておいて良いのか…? と考えた末、手放すことを決意。11本あったペンライトは、4本に減りました。初めてコンサートに行ったときに購入したものと、自分が好きなデザイン、そして最新のものは手元に残しておくことに。本数が減った分、残ったものをさらに大切にしていきたいですね。

⑦使っていない美容グッズ

足のむくみを絶対にとる! という熱い想いを胸に買ったローラーですが、実はこの断捨離を決行するまで存在を忘れていました。果たして何か月使っていないんだろうというレベルなので、せっかく買ったのに…という気持ちもありますが、こちらもお別れすることにしました。最近「ゴリラのひとつかみ」というマッサージアイテムを買ったので、これにすべてを任せることにします♡

⑧旅先で行ったお店のレシート

普段行かない場所のレシートって、現地の方からすると日常のものでも、自分にとっては特別なものに感じますよね。一枚一枚は薄くて小さいけれど、沢山集まると意外とかさばってしまうもの。

そして今回のお片付けで感じたのは、「思い出になる前に捨てる」がキーワードになるということです

時間が経てば経つほど「ただのレシート」から「思い出のもの」になってしまい、どんどん捨てにくくなってしまいます。これはレシートに限らず、受験や就活で使用した参考書や手帳などにも言えること。思い出のものは捨てにくいですから、役目が終わったらすぐに捨てることで、そもそもの思い出のものの数を減らしていきたいところです。

⑨取り扱い説明書、期限切れの保証書

インターネットで何でも見られるこの時代。トリセツ(取扱説明書)も、ネットで検索すればすぐに見れることも多いため、思い切って家中のトリセツを処分。毎日見るものでもないので、困ることはなさそうです。また、商品購入時についてきた保証書も今となっては期限切れのものばかりだったため、こちらも併せて処分しました。

⑩「やせたら着よう」と思って2年以上着ていない服

通販で一目惚れして買ったワンピース。ただ、今の自分の体型で着用するのは抵抗があり、「やせたら着よう」と思ってクローゼットにしまっていました。

でも、気づいたら2年が経過。体型は残念ながら変わっていません。やせるころには他の服が着たくなっているかもと思い、今回は思い切って手放すことにしました。

⑪使用期限切れのコスメ

コスメの使用期限って、気づいたら過ぎていることもしばしば。買ったは良いものの自分にはいまいち似合わず、でも捨てるのはもったいなくてとっておいたコスメ、もう使用期限が切れているかも! 肌にも良くないので、購入時期を思い出して「結構前だな…」となったものは即処分しました。残ったスタメンたちでも十分メイクは可能。明日からは、メイクをするときにどれを使うか迷うことも減りそうです。

★その使い方、コスメを劣化させてるかも!スキンケアや化粧品の正しい保管方法や使用期限

さて、上記11アイテムを手放したところ、部屋がスッキリしたこと以外にも、思わぬ副産物がありました。

1つめは、決断力がついたこと。優柔不断な性格に長年悩んでいましたが、それが段々改善してきたのです。それを一番実感したのは、ネイルに行ってパーツを選ぶとき、ネイリストさんに「決めるの早いね!」と言われたこと。今までの自分だったら可愛いパーツたちを前に悩んでしまっていたけれど、今は自分の直感を信じて「これだ!!」と思うものを決められるようになりました。買い物やネイルだけでなく、仕事や普段の生活でも決断力は役立つので嬉しい限りです。

2つめは、物欲にお目付け役がついたこと。「なんとなく買う」ということがなくなりました。これ可愛いなと思っても、本当に欲しいのか自問自答するように。そしてその自問自答も決して長いわけではなく、大抵の場合は10秒以内に「いや、なくても困らないな!」となるのです。その代わり、「これは欲しい!」と心から思ったものは気持ち良く買うことができるようになりました

部屋がスッキリするだけでなく、+αの効果もある断捨離。次のお休みに何をしようか迷っている方は、衣替えもかねて、お片付けに取り組んでみてはいかがですか?