忍ばせていたアレが救世主に…!「初めての海外旅行に持って行って良かったもの」9選

旅行の準備は万全? はじめての海外旅行に挑んだライターが選ぶ、「本当に活躍した海外旅行アイテム」9選

着替え、洗顔・クレンジング用品、メイクポーチ、etc…。旅行のパッキングをしていると、「何か忘れてないかな…」と不安になること、ありますよね。不安のあまり逆に入れすぎてしまうと、重いキャリーケースに苦しみながら旅行をするはめになってしまうので、バランスが難しいところ。海外では買い足すことが難しいアイテムもあり、尚更頭を悩ませます。

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今回は、最近はじめて海外旅行を経験したライターによる、「本当に活躍した、海外旅行必須アイテム」をご紹介します。

①セキュリティポーチ

「この国なら治安良さそうだし、普通のショルダーバッグで大丈夫だよね!」と思っている方、ちょっと待った!

行き慣れた国なら良いかもしれませんが、はじめてorまだ行き慣れていない場合は「セキュリティポーチ」を使ったほうが無難かも。もちろん、ウエストに装着した後洋服を上からかぶせればスリ防止になるというのが一番の理由ですが、セキュリティポーチのなかには「スキミング防止機能」を備えたものもあり、これがとっても心強い! スキミングというのはクレジットカードの情報を不正に抜き取ることで、なんとバッグ越しでも被害に遭う可能性があるんだとか。クレジットカードを持ち歩く際には要注意ですね。

ぺたんこのデザインを選べば、枕の下に入れて寝ることもできます。金庫が備え付けられているお部屋もありますが、金庫=貴重品が入っているところなので、鍵を開けるスキルを持った盗人から逆に狙われる可能性も。どちらを選ぶかは人によるけれど、枕の下派の方はぺたんこデザインのセキュリティポーチ、おすすめです。

②紙ショーツ

最近紙ショーツの素晴らしさに気づき、家族や友人に勧めまくっているのですが、ここでも全力で推させていただきます!!

お土産を入れるために余裕を持ってパッキングしたはずなのに、帰りはお土産を入れる前からなぜかスーツケースがパンパンになっていること、ありますよね。ほんの少しでもいいからスーツケースを空けたい!! と思ったとき、紙ショーツが便利。履き終わったら捨てるだけなので、帰りはショーツを入れるはずだった場所の分だけ空けることができます。履き心地を求める方には不向きかもしれませんが、個人的には紙ショーツ、履き心地に不満はありませんでした。

旅先で突然生理が来てしまったときの予備の下着として持っていくのも◎。国内の100円ショップで気軽に購入できるのが嬉しいですね。

③複数枚のクレジットカード

海外旅行にクレジットカードを持っていくのであれば、1つではなく2つ以上のブランドを持っていくのがおすすめ。というのも、相性が悪く決済できないケースもあるからです。

香港に行った際、なぜか普段愛用しているカードでの決済が全くできず(加盟店のはずなのに)、他のカードでなんとか乗り切った経験があります。ブランドの問題なのかカードそれ自体の問題なのかはわかりませんが、複数枚、そしてできれば複数のブランドのカードを持っておくと良さそうです。

④不織布スリッパ

長時間のフライトって疲れますよね。特に、靴を履いているか脱いでいるかで疲れの蓄積のスピードは段違い。そんなとき大活躍するのが、ホテルによく置いてある不織布スリッパです。どこで売っているのかいまいちわからないこちらのアイテム、実は大手通販サイトなどで買うことができます!

割とぺたんこなので幅を取らず、使い終わった後はゴミ箱に捨てて荷物を減らすことが可能。もちろん、ホテルで使用することもできます。必ずしもアメニティとして置いてあるわけではないので、持っていくとよりリラックスして過ごせそうです。

⑤割りばし

またまたこちらも使い捨ての類。SDGsを意識したいところですが、はじめての海外旅行という不安いっぱいの特殊ケースなので、少し大目に見ていただいて…。

私、コロナ禍で感染対策を頑張りすぎて、実は今もやや潔癖気味。素手で食べ物が食べられないため、ポテチはもちろんグミやチョコもお箸を使って食べています。

そんな経緯から海外旅行にも割りばしとスプーンをいくつか持って行っていたのですが、コンビニで夜ご飯を買ったときのこと。うっかりフォークをもらいそびれてしまい、「やばい、何使って食べよう」と思った矢先、バッグに割りばしがあるのを発見! 普段自分を悩ませている潔癖さに少し感謝したのでした。

お箸が日常になっている私たち日本人、フォークでは食べにくいときもありますよね。そんなときにも割りばしは大活躍。お店の中などで勝手に使うのは控えたいですが、ホテルの部屋でお菓子やごはんを食べる際には助けになってくれそうです。

⑥市販薬

せっかくの海外旅行なのに、なんと生理がドンピシャでかぶりそうな予感。「ナプキンかさばるじゃん、勘弁してよね~」とぶつくさ言いながら準備をしていたわけですが、忘れてはいけないのが。これを忘れたときの絶望感と言ったら…!

海外でも市販薬はあるかと思いますが、普段使っているものを持って行ったほうが安心できますよね。生理の痛み止め以外にも、万一体調を崩したときに備えてちょっとした風邪薬や咳止めを持って行っておくのも良さそうです。なお、渡航先に持ち込めるかどうか確認するのをお忘れなきよう。

⑦アイマスク

普段と違う環境だと、なかなか寝付けないことも。ホテルはもちろん、フライト中にちょっと寝よう…と思っても全く寝れる感じがしない…。そんなときのために持っておきたいのがアイマスクです。通常のアイマスクでも良いですが、私はめぐりズムを愛用中♡ 薄くてかさばらないし、空けたらすぐに温かくなるのが本当に便利! 寝れずとも目を閉じるだけで疲労回復効果はあるそうで、アイマスクを使って20分目を閉じるだけでも、十分リラックスできました

⑧ホテルと飛行機の予約票

スマホで何でも見られるこの時代、わざわざ紙に印刷しなくても…という気持ちもありますが、ホテルと飛行機の予約票だけは印刷して持ち歩いていました。というのも、例えば道を聞く際などに、見知らぬ相手にスマホを差し出すことに不安があったのです。

結局道を尋ねることはなかったのですが、空港のチェックインカウンターやホテルのフロントで手続きをする際に、紙に印刷した予約票を出すとスムーズに進みました。ちょっとアナログだけど、旅慣れていない身としては心強い味方でした。

⑨スマホケースに忍ばせた1万円札

これは海外でというより日本に帰国してからのこと。たまたま入った飲食店が現金しか対応していないお店で、「現金全部、両替しちゃった! どうしよう…(涙)」となったことがありました。しかも、最悪なことにそのときはひとり。友人に立て替えてもらうこともできません。完全に詰んだ…ATMがどこにあるかわからないし、そもそも一旦お店の外に出たら食い逃げと思われるんじゃないか…とウンウン考えていたとき、ふと思い出しました。スマホケースに1万円札を忍ばせていたことに! 万一スリにあったとき用にと分散させておいた現金が、こんな形で役立つとは!! スリ対策としても、普段現金を忘れた際の対策としてもスマホケース作戦は有効でした。


おっ、これは! というアイテムはありましたか? これから初めて海外旅行に行かれるという方にも、慣れているけど持ち物を見直してみようという方にも、参考にしていただけましたら幸いです♡(平田真碧)