まずは小学生・中学生のときの学力について。
子どもの将来に影響を与えるかを尋ねたところ、85%の母親が「影響がある」と考えていることが判明。その理由で最も多かったのは、「基礎が大事だから」でした。
また「進路、就職にかかわるから」という理由も多く、「勉強に取り組む態度や姿勢が将来役立つから」という意見も見られました。
逆に「どちらかというと影響はない」、「全く影響はない」という人の多くは、自分自身の体験から「出会う人や行動力の方が重要」「勉強以外にも大切なことはあるから」という意見を持っていました。
●小学生・中学生のときの学力は、お子様の将来に影響を与えると思いますか?
非常に影響を与える 34.6%
どちらかというと影響を与える 50.4%
どちらかというと影響はない 11.6%
全く影響はない 3.4%
では実際に親は子どもの学力をどの程度気にしているのでしょう。
子どもが小学生の場合は「授業についていけるか心配」などの理由から3人に2人の母親が「気にする」と回答。一方子どもが中学生の場合は、「受験・進学にかかわるから」などの理由から8割近い母親が「気にしている」ことがわかりました。
●あなたは、子どもの学力を気にしますか?
非常に気にする (小)26.0%(中)39.3%
どちらかというと気にする (小)40.4%(中)39.8%
どちらかというと気にしない(小)23.5%(中)13.4%
全く気にしない (小)10.1%(中)7.5%
※(小)は小学生、(中)は中学生の子どもを持つ母親のデータです。
また学力を気にしている親の多くが「自分で勉強を教えている」ことも明らかに。特に小学生のうちは、4人に3人もの母親が子どもの勉強を見ているようです。
一方、中学にあがると科目や内容量が増えることから子どもの勉強を見る母親は3人に1人に激減。そのかわりに塾などに通う人が増えることがわかりました。
●子どもの勉強を自分で教えていますか?
自分で教える (小)75.6%(中)33.8%
夫が教える (小)22.2%(中)14.6%
塾に通わせる (小)23.7%(中)45.8%
家庭教師を呼ぶ (小)1.2%(中)1.8%
どれにも当てはまらない(小)10.1%(中)22.9%