髪のプロが疑問に答える!美髪を育むヘアケアQ&A
髪がさらさらツヤツヤだと、イイオンナっぷりもアップしますよね! 改めて押さえておきたい基本のケアから、意外と知らなかったテクニックまで盛りだくさんご紹介します。
★STEP①洗う編の前編はコチラから
★STEP①洗う編の後編はコチラから
★STEP②保湿ケア編はコチラから
Contents
ヘアケアの疑問について教えてくれたのは…
STEP③ドライケア編Q&A
美髪のカギとなるのが、ドライケア。ただやみくもに乾かすのではなく、使うものや正しい乾かし方にこだわってみよう!
Q.ドライ前のトリートメントをつけるタイミングって?
A.タオルドライ後、すぐつけてすぐ乾かす!
「タオルで水気を拭き取ったら、すぐに毛先からトリートメントをつけてブラッシングでなじませて。アウトバストリートメントはインバストリートメントと同じように放置しても、効果は高まりません! 塗布してすぐに乾かすのが理想です」(MANAEさん)
Q.完全に乾かすと髪がパサつく気がする。ちょっと湿っててもいい?
A.湿ったままはダメージの原因に!完全に乾かして
「湿ったままだと頭皮は常在菌のバランスがくずれ、髪もキューティクルが開いたまま大切な内部成分が流出してしまうので、しっかり乾かそう! ドライ前のトリートメントで髪表面のコーティングも忘れずに」(伊熊さん)
Q.素早く髪を傷めずにドライする方法って?
A.タオルドライはマスト! 後頭部から乾かすのも手
「まず乾かす前のタオルドライが重要! なるべく髪に水分がない状態でドライヤーを使うと、温風を当てる時間も短くなるので、ダメージの軽減につながります」(和久井さん)
「毛を乾かそうとするのではなく、頭皮をドライするイメージで。後頭部は特に乾きにくいので、最初に乾かすと素早くドライできますよ」(伊熊さん)
★正しいタオルドライのやり方
ゴシゴシと摩擦を与えずポンポンと
ブロッキングして後頭部から乾かす
吸水タオルを使えばもっと時短
Q.自分でブローするのが難しい! 簡単な方法はありますか?
A.手で引っ張りながら乾かすだけでも◎。ブラシ付きドライヤーもおすすめ
「全体をある程度乾かしたらうねりが気になる部分を手ぐしで少し引っ張り、ピンとした状態で温風を当てると、ブラシでのばしたような仕上がりが簡単に!」(Kanakoさん)
手ぐしで髪を下に引っ張りながら熱を与える
「ブラシ付きのドライヤーはプロがブローしたようなツヤが手に入るので、持っておくと便利ですよ」(和久井さん)
★おすすめブラシ付きドライヤー
スタイリングをしながら髪の内部まで水分補給。
Q.ドライしていると毛先が絡まっちゃう…。解決策はありますか?
A.いろんな方向から風を当てない! 規則的にを意識して
「ドライ前にブラッシングをして事前に絡まりをほどくのがポイント。やみくもにいろんな方向から風を当ててしまうと絡まるので、例えば前から、後ろから、上から下くらいに規則的に乾かすと絡まりづらく、仕上がりもきれい!」(Kanakoさん)
★毛先が絡まらないドライのやり方
前から
後ろから
上から下
中間から下
Q.おすすめのドライヤーを教えて!
A.ドライヤーには投資しよう!
「ドライヤーは低温&大風量で使えるものがおすすめ! 温度が高いほうが乾くのは早いですが、その分ダメージを受けるのでなるべく低温で、かつ大風量なものを選びましょう。値段は張りますが、髪の健康のためにここは投資しどころ!」(伊熊さん)
★おすすめドライヤー
髪に最適な温度を自動で作り出し、オーバードライを防ぐ。
5段階の温度と3段階の風量設定を使い分け、なりたいスタイルに。
Q.髪にボリュームをもたせるためのテクニックはありますか?
A.ハチ上に横から風を当てて
「ペタンとしてしまいがちな頭頂部をふんわりさせるには、ハチ上の髪を反対側に流し、横から風を当ててみて。根元が自然に立ち上がり、ふわっと仕上がりますよ」(MANAEさん)
根本を立ち上げるように!
正しいドライケアを身につけて美髪になろう♡
乾かす前のタオルドライが美髪への近道。ぜひ今晩からトライしてみて!
撮影/tAiki(史帆分)、黒石あみ(今井さん分)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/MAKI(史帆分) スタイリスト/たなべさおり(史帆分) モデル/加藤史帆(本誌専属)、今井美桜(CanCam it girl) 撮影協力/橘 綾花 構成/小嶋明恵 WEB構成/齋藤奈々◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。商品についての問い合わせ先は、こちらから。◆クレジットのない商品はスタッフ私物です。