「さむらいむ」ではありません!「恃む」の読み方、知ってる?

「候」と「侯」、「准」と「淮」などのように字の形が似ている漢字はたくさん。使い方や意味は全く違うのに、形につられて混乱してしまうことも少なくないはず。

そんな漢字で見るとつい迷ってしまう本日の漢字クイズ、お題はコチラ。 

  

「恃む」。一体なんと読むのでしょうか。 

 

■ここでヒント!  

まずは言葉の意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「恃む」の意味は次の通り。  

①     相手に、こちらが希望するようにしてくれることを伝えて願う。依頼する。

②     たよりになるものとしてあてにする。力としてたよる。

③     用事や処置を他にゆだねる。まかせて、すっかりしてもらう。

④     何かをしてもらうために呼ぶ。また、注文する。

⑤     他家に行って案内を請う。感動詞的に用いる。

⑥     信用する。信頼する。 

ちなみに、ひらがなで書くと「○○む」3文字になります。人に何かお願い事をするときなどに使われる今回の言葉。読み方の想像はつきましたか?では、このあたりで正解を見てみましょう!  

■正解は…コチラ!  

「恃む」の読み方、正解は「たのむ」でした。よく時代劇で他の家を訪ねた時に、「たのもーう!」と言っている場面を見たことがありませんか?その「恃もう」です。案内を「依頼する」ということで使われているとは知らない人も多いのではないでしょうか。

CanCam.jpの漢字クイズは毎朝6時に更新中。また明日も見に来てくださいね!(岡美咲)