【アニオタ白書】睡眠時間を削り、金を溶かし…アニオタを「やめたい」と思った人は○%

◆アニオタとして、なにか「つらい」体験をしたことはありますか?

「東京でばかりアニメイベントがあり、関西では情報が少なく、イベントもなかったのでつらかった」(会社員・35歳 女性)

出ました、アニメ放送地域格差……。当然といえば当然ですが、アニメは特定の局でしか放送されていないため、観られない、目当てのアニメが放送される局がエリア外、などの問題があります。DVDやBlu-ray Discが出るまで待っていられないですし、なかなか厳しいものがあります。

「同じ作品好き同士で熱く語った結果、最後の最後に意見が真っ二つに割れた」(デザイナー・37歳 男性)

同じものを愛しているのに、気持ちを共有できなかったときの切なさ……わかります。どちらも心から愛しているゆえに、譲れないものがあります。

「学生時代にあまり収入もない状態で、お金がすごい勢いで消えた」(公務員・28歳 男性)

お金問題は切実です。当たり前ですが、使えばなくなります。グッズや思い出となって残りますが、お金はなくなります。結果、生活が苦しくなってしまった人は多いでしょう……。

「捨てられないグッズたちで部屋がどうにも片付かない。でもスペース的に多少は捨てなくてはならず、好きな人との思い出の品を捨てるような気持ちで整理をしなくてはならない。とてもつらい」(自営業・24歳 女性)

お金はなくなりますが、グッズは増えます。すると、スペースもなくなります。アニメのグッズ以外だって、物は日々増える。物の整理と気持ちの整理はとてもつらいものです。

 

アニメだけに限らず、なにかを愛するということは時につらさを伴うもの……。ただ、地域での情報やイベントの量の差など、アニメならではのエピソードもありました。

さて、実際のところアニオタたちは「アニオタをやめたい」と思ったことがあるのでしょうか?