瀧本美織がふざける!キレる!バカになる!映画「天才バカヴォン」とは一体…

●まず、作品のオファーが来たときのことを聞かせてください。

瀧本美織さん(以下、瀧本) (監督/バカボンのパパ役の)FROGMANさんのことはもちろん存じ上げていましたし、世界観も好きだったので、どんなアニメになるのか楽しみだなと思いました! また、ずっとコメディに挑戦してみたかったこともあり、本当にうれしかったです。「通常のネロじゃないよ」とは聞いていましたが、不安などはなく、わくわくしました。

 

●名作がここまでアレンジされていることに関しては、どう思いましたか?

瀧本 ハチャメチャなところもありましたが、楽しくて笑えるギャグ要素があり、胸にグッとくるような切なくあたたかい要素もあり……とても素敵な作品だと思いました。

瀧本美織さん4

●実際にできあがった作品をご覧になってみて、いかがでしたか?

瀧本 周りの方々から「違和感がなかった」と言っていただけてうれしかったのですが、やっぱり自分で聞くのはドキドキしましたね。今回実は、映像がまったくない状態でのアフレコで、一人きりで、台本だけを手掛かりに進めたんです。監督が丁寧に演技指導をしてくださったので、想像を膨らませながら頑張りました。

 

●作品をご覧になったほかの出演者の方々からは、なにかコメントはありましたか?

瀧本 試写を観たバカボン役の犬山イヌコさんに「ネロに似てるね!」と言っていただいたんです。うれしいなあと思っていたら「顔が(似てる)!」と言われて……顔かあ……って。ネロはイケメンだし、うれしかったですけどね(笑)。

16

●今回コメディ作品に挑戦をしてみて、今後、女優として活かせそうなことはなにかありましたか?

瀧本 女優という仕事は一般的に、常にきれいなイメージがあるものだと思います。でもやっぱり役に入ると、どこまで振り切れるかが大切。それができるかどうかは自分次第なので、難しいところですね。それを今回、あらためて実感しました。でも、今後はこういった楽しい作品に、積極的に挑戦していきたいです! 本作は、新たな私の一面をみなさんに知っていただく、きっかけになればいいなと。私自身、「ここまではじけられるんだ!」と思いましたし(笑)。