今井美桜さんが挑戦。今っぽ「濃いめメイク」ってどこを盛るべき?プロが似合わせテクを伝授!

やっぱり盛るってかわいい♡今、濃いめメイクがキテるんです!

しっかりめの眉、目元のインライン、シェーディング…etc. 2000年代初期に流行ったキリッと濃いめメイクが、今一周回って「大人っぽくてかわいい!」と話題に。「濃いめメイクが似合わない…」と話す4名のCanCam it girlに、実際にトライしてもらいました! 今回は「メイクしてもすっぴん?と聞かれる…」という今井美桜さんの正解メイクをご紹介します。

ニット¥8,250(LAGUNAMOON ルミネ新宿)、バングル¥9,350(ココシュニック新宿タカシマヤ店〈サンディヒュン〉)、ブレスレット¥5,400(アビステ)、リング[人さし指]¥11,000(ステラハリウッド)、[中指/2点セット]¥3,630(フィービィー)

昔と今の濃いメイクをくらべてみた!

2006年の濃いめメイク


昔の濃いめメイクの特徴は?

【Eye】囲みシャドウ・黒ライン・ボリュームまつげで盛る
“囲みデカ目”メイクの流行で、目元は濃いめブラウンの囲みシャドウと黒ライン、ボリュームまつげでがっつり盛って目力強く。

【Cheek】シェーディング風チークで骨格を引き立てる
2000年初期のオーソドックスなチークは小麦肌になじむブロンズカラー。シェーディング風に頬の外側に入れ、骨格を引き立て小顔印象に。

【Lip】ピンクベージュでヌーディに
血色感が控えめの、小麦肌になじむピンクベージュがトレンド。この頃からリップグロスが大流行し、ぷるんとしたツヤ質感が多かった!

2023年の濃いめメイク

今の濃いめメイクの特徴は?

【Eye】グラデシャドウでホリ深な目元
アイシャドウはキワから外側に向かって薄くなるグラデーションがポイント。アイラインは細めに入れてさりげなく目を強調し、まつげは黒マスカラでもセパレートめを意識!

【Cheek】じんわりにじませカラーでさりげない血色感
チークは主張しすぎず、程よい存在感を残しつつ頬になじませるのがカギ。ほんのり血色感のあるベージュベースの色が今っぽ!

【Lip】抜け感を宿すオレンジピンク系
目元がブラウン系で濃くなるときのリップは、淡いピンクやオレンジで抜け感と温もり感を与えるのが好バランス。

  • 濃いめメイクを今っぽくつくるコツは“なじませて盛る”のが正解!


「幼顔で濃いめメイクが似合わない…」it girlが濃いめメイクに挑戦!

教えてくれるのは…
ヘア&メイク神谷真帆さん
ヘア&メイク林 由香里氏に師事し、“まーちゃん”の愛称で親しまれる。トレンドを取り入れつつ、その人の個性を活かした今っぽメイクが大人気。


挑戦するのは…「幼顔で似合わない」と思っていた今井美桜さん

いつものメイク

「パーツが丸いので幼く見える! メイクしてもすっぴん?って聞かれます…」(今井さん)


似合う濃いめメイクの正解は…「アーチ眉×ほり深シャドウ」で大人っぽく

「セルフメイクが全体的にナチュラルな今井さんは、パーツのどこかに濃くする部分をつくってメイクに濃淡のメリハリをつけるのがポイント。ベージュシャドウを眉下まで広めに入れてホリ深さを出し、上下まぶたにインラインを引くとキリッとした目元になり、ぐんと大人っぽい印象になります。優しげな平行眉は、眉山をつくり眉尻を長めに描き足してアーチ型に。そうすると濃いめの目元とスッとした眉に一体感が生まれ、美人印象が高まる!」(神谷さん)

メインアイテム

Aスモーキーなカラーで眉に抜け感を宿す。カネボウインターナショナルDiv. カネボウ アイブロウデュオ EX3 ¥2,530(限定品) 
Bタイムレスに使えるベージュトーンで洒落た印象に。セルヴォーク ヴァティックアイパレット 09 ¥6,820 
C水・汗に強いロングウェア処方。SHISEIDO マイクロライナーインク 01 ¥3,850 
D目元になじむトープカラー。セルヴォーク イラボレート ジェル アイライナー 03 ¥3,080

その他のアイテム

Eカネボウ化粧品 ルナソル カラーリンググレイズ EX10 ¥6,820(11月24日限定発売予定) 
F SNIDEL BEAUTY ピュア リップ スフレ 02 ¥2,970

How to Make-up

Aの下のカーキカラーをブラシに取り、毛が少ない部分を埋めつつ、眉山を描き足す。眉尻は長めにのばし、アーチ型に描いて。

Bの上2色を混ぜ上まぶた全体に広げる。左下を二重幅に重ねてグラデーションに。下まぶたは右上を全体に塗り、左下をキワに細く。

Cを上まつげの間を埋めるように全体に引き、目のフレームを強調。目尻はのばしたり跳ねたりせず、目の終わりで止めて。

Dを下まぶたの目頭側1/3の範囲の粘膜に引く。下まぶたは黒だと主張しすぎるので、ブラウンでさりげなく締めるのがポイント。

Eの左のカラーを頬の内側から外側に向かって、ふわっと入れる。ほんのりベージュピンクの血色感を添えて。

Fを唇の輪郭に沿って全体に直塗りし、指でポンポンとなじませる。

完成!

メリハリをつけたホリ深メイクで美人度もぐんとアップ♡ 次回は、「さみしげ顔で濃いめメイクが似合わない…」とお悩みのit girlが濃いめメイクに挑戦します!


CanCam2023年12月号「今、濃いめメイクがキテるんです!」より
撮影/nara(vale./人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/神谷真帆 スタイリスト/たなべさおり モデル/今井美桜(CanCam it girl)  撮影協力/橘 綾花 構成/小嶋明恵 WEB構成/深澤 彩
◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。