劇中劇『銀河鉄道の夜』を練習するシーンがとても印象的で、特に物語の中で演出を担当している部長・高橋さおりを演じる百田夏菜子さんは「役を演じる部員たちの演技を修正する役」を演じる、という、非常に難しい役どころ。
全編かなり演技力が必要とされるシーンが続き、この105分をモノにするのに、いったい彼女たちがどれだけの気合をもって全力で練習を重ねてきたかと考えると、思わず舞台を観ながら、何度も何度も涙が溢れてしまいました。
舞台の上から伝わる気迫は、生半可なものではありません。
この舞台では彼女たちが歌うシーンがいくつかあり、モノノフ(※ももクロファンのこと)さんはサイリウムを振りたくなってしまうこと間違いなし! ……なのですが、映画版に引き続いて演出を行った本広克行監督によると「舞台本編ではサイリウムは禁止します!」とのこと。残念……。
彼女たちが全力を捧げた舞台『幕が上がる』。チケットが手に入らなかった、遠くてどうしても行けなかった……という方のために、5月24日(日)18時からの千秋楽は、なんと全国39か所の映画館でライブビューイングが行われるとのこと! 北は北海道から南は沖縄まで行われるので、「ライブビューイングに行きたい!」という方は、公式サイトをチェックしてみてくださいね。(後藤香織)
舞台 幕が上がる 公式サイト http://www.parco-play.com/web/play/makugaagaru/
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