毛穴の凹凸もメイク直しも…ブラシひとつ!DiorやYSLの名品も|【What’s in my pouch?⑥前編】

レストラン経営・cumaさんのコスメポーチの中身<前編>

CanCam.jpの新連載「What’s in my pouch?」では、おしゃれプロに美容のプロ、そして人気インフルエンサーの持ち歩きコスメを直撃! “トレンドに敏感なあの人”のポーチが見たい! きっとそこには、美の秘密やキャッチーな情報が詰まっているから♡ ということで、肌身離さず携帯しているスタメンコスメや、シチュエーションによって持参しているアイテムなど、リアルな愛用品を総力取材しちゃいます。

連載第6回目は、渋谷の隠れ家レストラン経営者・cumaさんをクローズアップ! レストランに出勤する日は、照明が暗めの店内でも表情や印象が明るく見えるようナチュラルメイクを施しているというcumaさん。そんな、食にも美容にも詳しいcumaさんに、溺愛している一軍コスメについて聞きました。

紹介してくれたのは…

cuma」経営・cumaさん
予約困難な渋谷の隠れ家レストランをシェフと共同経営して5年目。レストランではホールとマネジメントも担当。こだわりのインテリアや美しくておいしいお料理に「非日常を感じる」とSNSでも話題に。歌手活動の経験があり店内で弾き語りを披露することも。休日は趣味の料理や美術館巡りのほか、映画や歌舞伎を鑑賞するなど、インプットの時間も欠かせない。Instagram:渋谷の隠れ家レストラン「cuma」@cuma_tokyo/塩石鹸ブランド「sphere」@sphere.jp

デイリーと旅行で“Merci”のポーチを使い分け

フランス・パリのセレクトショップ“MERCI”のポーチを愛用しているcumaさん。毎日持ち歩いているのはブラック、荷物が増える旅行にはレッドのポーチを使っているそう。お気に入りのポイントは…

「フランス・マレ地区にあるショップ“MERCI”のセンスが好きで、ポーチはパリへ行くたび買い足すように。やわらかくて使うほどになじむレザーの風合いと、マチがないのにたっぷり入るサイズ感も気に入っています。普段持ち歩いているのは、黒のレザーポーチ。レストランなどでポーチを手にして席を立つシーンも想定して、清潔感があってシンプルなものを選んでいます。

(左から順に)■DIOR ■ROSE LABO

黒よりもひとまわり大きい赤のポーチは、“ロリポップ(キャンディー)”という商品名もかわいいし、手触りのいいスエード素材で見た目もおしゃれ。持ち物が増える旅行用に使っていて、普段は持ち歩かないハンドセラムやクッションファンデを入れています。

ちなみに“MERCI”では、ポーチのほかにトートバッグや雑貨、洋服などを買っていますが、友人へのお土産にも喜ばれるのでパリに行ったらぜひ訪ねてみてください」

ナチュラルに盛れる一軍コスメは…【 What’s in my pouch?】

■ベースメイクは指やパフを使わずブラシを愛用

1 BISOUのブラシ

「やわらかな毛質と斜めにカットされた形状が特徴のメイクブラシは、キメや毛穴の凸凹にフィットするので、コンシーラーをつけるときの必需品。小鼻やTゾーンなど、赤みやテカリが気になる部分はとくに、ブラシでコンシーラーをぼかして密着させると、色や質感にムラのない均一なベースが作れます。出先でヨレてしまった場合は、追いコンシーラーなどはせず、ブラシでササッとなじませるだけで直しが完了。出かけるときは必ずポーチに入れています」

2 DIORのアイライナー(マットブルー)

「朝から晩まで、滲みにくい最強アイライナーといえばコレ。ウォータープルーフだから汗をかいても落ちにくく、お店に立つ日はこの1本が欠かせません。本体に付いているスポンジで目尻のラインをサッとぼかせるのも便利! ブラックよりもナチュラルなのに目力が強められるマットブルーは、瞳の透明感もUPするのでおすすめです。粘膜のある瞼の際や黒眼の下にスッと引くと、目元が優しく強調できます」

3 オーガニック トゥルーラベンダーのオイル

「ラベンダー畑で深呼吸しているような、心が安らぐ優しい香りはリラックス効果も◎。イライラやストレスを感じるときのリフレッシュに効果があるので、疲れを感じたり混んでいる電車に乗るときに、こめかみや手首にくるくるっと塗っておくのが習慣に。寝る前にも使っています」

4 YSLのリップ(2)

「とろけるようなテクスチャーが、スルッと唇にフィットして気持いい塗り心地。プランプアップ効果もあり、唇の縦ジワをカバーしてぷっくりボリューミーなうるツヤリップに。薄づきのヌーディーなピンクが、顔色を健康的に魅せてくれる感じもどストライク。リップで唇がベタベタしたり、グラスにつくのが苦手なので、さらっと控えめに塗ってます」

5 BYREDEのカラースティック(チンオブゴールド)

「アイシャドウにハイライト、リップなどマルチに使えるカラースティック。メタリックのような艶やかなゴールドは、目頭にチョンっとつけるだけで印象がグッとおしゃれに。ベタつきのないドライな質感でサラッと仕上がるため、どこにつけてもヨレにくいのがいいんです。パーティーやライブ、歌舞伎鑑賞など、特別な予定にもおすすめ」

6 DIORのリップ(012)

「温もりのあるローズピンクが自然な血色感を出してくれるリップは肌の色を明るく見せてくれる名品。リップパックのようにピタッと一体化して、質感はうるっと、仕上がりはもちっとする感じも好み。普段は無色派なので、ドレスアップする日に使うことが多いです」

仕事も休日もカジュアルすぎないコーデが基本

■トップス:nagonstans ■ボトム:UNIQLO シューズ:NIKE

お店に立つ休日も、きれいめカジュアルを心がけているcumaさん。予約が満席のこの日は、シャカ素材のプルオーバーにユニクロのチノパン、そしてスニーカーという親しみやすいシンプルスタイルで出勤。コーデのポイントを聞いてみると…

「お店は私とシェフのふたりで回しているので、忙しくなりそうな日は、動きやすさを意識した服装が基本。ぶかっと被るだけのプルオーバーは、ラクなのにきちんとも見えるデザインが好み。“ユニクロ”で買ったきれいめなチノパンを合わせています。

靴はナイキの黒スニーカー。ほぼ黒のデザインなので、足首を出して重たく見えないよう工夫を。ボリュームソールはスタイルアップにも◎」

人気レストランを経営するcumaさんに質問!

「帰宅も遅いと思いますが…疲れをとる方法は?」

「塩せっけんのブランド“スフィア”のスカルプケアシャンプーを湯船に入れ、泡風呂にするのが毎日の楽しみ。1時間くらいのんびり浸かりながら、“uka”のスカルプケアブラシを使って頭皮や肩をマッサージ。そうすると、1日の疲れが吹っ飛ぶくらい気持ちいいんです。もちろんシャンプーとしても愛用していて、塩分濃度の高い泡が皮脂や汚れを吸着してくれるので、頭皮の毛穴がキュッと引き締まり洗い上がりがスッキリします」

ほかに、顔も体も洗えるソルトソープで、泡パック洗顔をするのも最高! 肌がワントーン明るくなる気がして、時間がない日も必ず行っているルーティンです」


渋谷の隠れ家レストラン経営者・cumaさんのポーチの中身<前編>紹介しました。リピし続ける愛用リップや、スカルプシャンプーの新しい使い方などマネしたい情報がたくさん。多忙な中でも、自身のメンテナンスを怠らない美意識の高さやリサーチ力を見習いたい!

次回も、美容に詳しいcumaさんのポーチの中身<後編>をお届けします。血色感を生かしたリップや、ナチュラルなデカ目テクなど気になる情報が満載。お楽しみに!

「What’s in my pouch?」をもっと見る♡

構成/近藤舞緒