【乃木坂46・山下美月】自分が先輩側になった心境は…

※本記事はCanCam6月号の内容を再構成しています。

自分が“先輩”側になったんだ、となんだかちょっと不思議な感じ。

心にぽっかり穴があいた先輩方の卒業。でもここからがまた新しいスタート! 3期生の団結力はすごいんです

「最近、しょうがない精神って大事だなと思う」

「春と言えば、やっぱり卒業シーズン。出会いの季節でもあり、別れの季節でもあり…。私はわりとドライで、本当に会いたい人にはいつでも会えるしなぁ、と思うタイプなのであんまり寂しさは感じないほうかも。でも高校生の頃はクラスの友達が大好きだったから、クラス替えや卒業のタイミングはちょっと寂しかったかな。

乃木坂46でも、1・2期生の先輩方が全員卒業されました。特に(秋元)真夏さんと(齋藤)飛鳥さんは、グループの柱というか、このふたりがいれば大丈夫と思える安心感があったので、卒業された後は一気に心に穴があいたような気持ちになってしまって、やっぱり寂しさがあります。先輩方がいた頃は、“自分は後輩だからこうしなきゃ”というのが無意識にあったんですが、今は自分が“先輩”側になったんだ、と先日ふと気づいて、なんだかちょっと不思議な感じ。

本当は注意をしたりアドバイスをしたりしないといけないんだろうけど、私なんかに言われても嫌だろうなと思うし(笑)、先輩っぽく振る舞うのはやっぱりちょっと苦手です。でも今、自分たちがグループの先頭を切って走らないといけないんだな、という自覚は3期生みんながもっていて。今までの7年間で積み重ねてきたものがあるので、「やっぱ3期最強でしょ!」みたいな団結力というか、強い気持ちはすごくあるんです。

新体制がスタートしたばかりですが、ここからもう一度みんなで頑張っていこう!という雰囲気がグループ全体にあって、すごくいい感じだなと思っています。

最近、しょうがない精神って大事だなと思っていて。私の性格上、常に120%を自分に求めてしまうところがあったんですが、思い詰めるのもよくないなと思って…諦めも大事なんだということを知りました(笑)。無理に頑張ろうとしないでも、みんなちゃんとやることはやるじゃないですか。だから80%ぐらいで臨んでもきっと大丈夫。まぁなんとかなるか〜!の気持ちで、一緒に日々を乗り切りましょう(笑)!」

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先輩たちが卒業しても、前向きに頑張っている乃木坂46・3期生の今後の活躍が楽しみ。仕事に恋愛に忙しい読者のみなさんも、美月の“しょうがない精神”を見習って、頑張りすぎず80%くらいの力で毎日を過ごしてくださいね。

CanCam6月号「言いたいコトはやまやまですが。」より 撮影/久野美怜(SIGNO) スタイリスト/中村璃乃 ヘア&メイク/MAKI モデル/山下美月(本誌専属) 構成/手塚明菜 WEB構成/近藤舞緒