バスケ西田選手「“日本のエースといえば西田”そう呼ばれる日まで走り続けたい」【CanCamモデル菜波が直撃取材】

バスケットボールW杯を目指す日本代表候補メンバーを菜波がガチ取材!

日本テレビ系『Going! Sports&News』でバスケットボールサポーターを務める菜波が、今気になる日本代表候補選手を徹底取材!  8月開幕のW杯はもうすぐそこ、選手情報を押さえて一緒に応援しよ♡
連載第3回目の今回は、チームの運命を変える“勝負強さ”が持ち味の、 シーホース三河・西田優大選手に直撃!


東京オリンピックの代表落ち。この経験が今の糧になっている

西田優大
1999年、徳島県生まれ。身長190㎝。小学3年生のときにバスケを始める。東海大学1年と4年のときに全日本大学選手権で優勝。大学3年時に名古屋ダイヤモンドドルフィンズと特別指定選手契約を結ぶ。2020年に新潟アルビレックスBBと正式契約してプロに。2021年に現チームのシーホース三河に移籍し、新人賞を受ける。

【菜波】8月に開幕するFIBAバスケットボールワールドカップを全力で応援する本連載も今月で第3回。富樫勇樹選手、比江島 慎選手に続き、今回は西田優大選手にお越しいただきました。
【西田】日本バスケ界のスター選手たちと名前を並べていただき恐縮です(笑)。
【菜波】何をおっしゃいますか…! 入れ替わりの激しい日本代表メンバーに、アジア地区予選の1次予選から招集されている西田選手の活躍に期待するファンは多いはず! もちろん、私もそのひとりです。
【西田】そう言っていただけてうれしいです(照)。予選が進むにつれ新しい選手がどんどん招集されて、同じポジションの選手との競争も激しくなっていたので、期間中は本当に気が抜けない日々でした。他の選手がコートに立つと、危機感を覚えるというか…。それもあって、今もなお高いモチベーションで練習を続けています。
【菜波】西田選手とお話ししていると、人一倍「日本代表のメンバーになりたい!」という強い思いを感じます。
【西田】そうですね。昔からの憧れでもありますし、一昨年の東京オリンピックでは直前で代表メンバーから外れて本当に悔しい思いをしたので、今回のワールドカップこそはなんとしても…! という気持ちが強いです。ただし、求められる役割をしっかり果たせば、最終メンバーに残れるチャンスも出てくると思っているので、変に気負いせず、今はそれに応えるのみです。
【菜波】ちなみにトム・ホーバス監督からはどんな役割を求められているんでしょうか? やはり持ち味でもある3ポイントと、ドリブルでゴール付近に切り込んでいく〝ペイントアタック〟ですか?
【西田】はい。シューティングガードとして招集されているので、まず求められるのはシュート力。アウトサイドからの3ポイントと、ドリブル突破でのジャンプシュートを、うまくバランスを見ながら使い分けていけたらと思っています。
【菜波】監督から役割を明確に与えられると、プレーもしやすそうですね。
【西田】そうですね。あとは「あなたの役割はコレだよ」って言われると自信にもなるので、精神的にも強くいられる気がします。
【菜波】そういえば一時、日本代表で別のポジションをやられていたことがありましたね。
【西田】昨年夏に行われたカザフスタン戦ですね。ポイントガードを任されました。
【菜波】急にポジションが変わることもあるんですね。大変ではなかったですか?
【西田】正直…難しかったです。いつものポジションは、できるだけ頭で考えないでプレーすることで〝自分らしさ〟を出せているんですが、チームの司令塔とも言われるポイントガードはそうもいかない。ただ、ポジションの幅が広がることは、それだけ代表メンバーに入っていける間口も広がることなので、僕にとってはいい経験になりました。

短いプレータイムでいかにして結果を出すか。
プロとしての真価はそこに出る

【菜波】私と同じ24歳という年齢で、所属するシーホース三河を〝チームの顔〟として引っ張る西田選手。チームには幅広い年齢層の選手がいる中で、本当に尊敬します。5月にシーズンを終えたばかりですが、今シーズンは率直にいかがでしたか?

【西田】エースと言われながらも、なかなかチームを勝たせることできずBリーグB1中地区では5位という成績で終わってしまい、残念です。個人としても課題の残るシーズンだったので、その悔しさをまずは日本代表の直前合宿でぶつけたいなと思います。

【菜波】所属チームの選手として戦うのと、日本代表の選手として戦うのでは、何か違いはあるんでしょうか?

【西田】全然違いますよ。それこそ、チームだとボールを持つ時間も長く、比較的結果も出しやすいんですけど、代表になると短いプレータイムの中で結果を求められるんですよね。その難しさに直面しています。

【菜波】確かに、ワンプレーワンプレーが大事になってきますよね。日本代表候補の選手陣に仲のよい方はいらっしゃいますか?

【西田】テーブス(海)、吉井(裕鷹)、川真田(紘也)なんかは同期ですし、(井上)宗一郎や河村(勇輝)なども同世代。なんでも言い合える同志のような仲間がいるのはすごく励みになります。

【菜波】ごはんに行ったりなんかも…?

【西田】します、します。先日は焼き肉に行きました。

【菜波】やっぱりスポーツ選手は白米×カルビですか?

【西田】カルビはちょっと脂っこいので、ハラミ派です(笑)。

プレーのアドバイスよりも心のケアをしてくれる
元バスケ選手の頼れるお父さん

【菜波】西田選手は小学3年生からバスケを始められたんですよね。私のバスケ歴は中学生からなんですけど、ひと足先にミニバスをやっていた方たちが羨ましくてしょうがなかったです(笑)。

【西田】中学の最初の頃はどうしても差が出ますもんね。僕は社会人リーグの選手だった父がミニバスのアシスタントコーチをやっていたので、そこに入らせてもらった感じです。

【菜波】え、お父さまがコーチ!? それってどんな気分なんですか?

【西田】僕は全然気にならなかったですよ。むしろ普段から父親という感覚がなくて、チームメイトのひとり、くらいの気分(笑)。

【菜波】それはとても新鮮な関係! そんなお父さまから、今、バスケのプレーについて「ここはこうしたほうがいいよ」みたいなアドバイスをもらったりすることはあるんですか?

【西田】よく自分が出ている試合を観てくれてはいますが、プレーに関することはあまり言われません。それよりも悔しい思いをしているときに何かを察して連絡をくれたりはしますね。「なんでわかるの!」って驚くことも多々あります。

【菜波】よく観てくださっているんですね。ちなみに弟さんたちもバスケをやられているんだとか。これは期待の星ですね!

【西田】はい、今大学4年生と3年生です。期待できるかは…わかりませんが、サポートできることはしたいなと思っています。

【菜波】素敵な父に、素敵な兄…! 家族愛にジーンときます。

お互いの活躍が刺激に! 阪神タイガース・浜地真澄選手とは同級生

【菜波】今年はスポーツ全般が盛り上がっていますね! ぜひ日本バスケもこの波に乗ってほしいなと願っています。西田選手は他の競技の選手と交流はありますか?

【西田】実は高校のときの同級生にプロ野球・阪神タイガースで活躍する浜地真澄投手がいるんです。最近はテレビのプロ野球中継などで彼を観ることも多くなってきて「お、やってるな!」と感動してついつい見入っちゃいます。去年はクライマックスシリーズに登板して、三振を奪ったりしていて。すごく刺激をもらいましたね。今では、関西で試合をするときは必ず連絡をして、ごはんを食べに行ったりしています。

【菜波】すごく仲がいいんですね!

【西田】一流選手たちがどんな思いで自分の競技と向き合っているのか、純粋に気になるんです。それこそ、先日のWBCで大谷翔平選手のフリーバッティングを見ていた村上宗隆選手が「すごいというより、悔しい」と言っていたのがすごく印象的で。

【菜波】私も見ました! 覚えてます!

【西田】その後、村上選手がダルビッシュ有選手にオススメのサプリメントや筋トレを聞きに行ったんですけど、トップレベルの選手がこれだけ取り組んでいるなら、僕もまだまだやるべきことがあるなって思ったんです。他競技からは刺激を受けるばかりです。

同点で決めた決勝打! 興奮間違いなし!
「西田 ブザービーター」でまずは検索を

【菜波】西田選手にお会いしたら絶対にお伝えしようと思っていたことがあったんです…!

【西田】なんですか?(笑)

【菜波】今年の2月12日、富山(グラウジーズ)との対戦で、超ロングブザービーターが決まっての劇的勝利。めちゃくちゃ興奮しました!

【西田】あれは、僕も興奮しました(笑)。正直決まると思っていなかったので、投げたあとリングも見ずにベンチに帰ろうとしたら入っていて…。あそこで運を使い果たしてないか心配です(笑)。

【菜波】シーホース三河の公式YouTubeチャンネルにて動画がアップされているので、是非読者のみなさんにも観てほしいですね。あの動画、保存してテンション上げたい日に観たいですもん。あのようなうまくいったプレーはご自身で何度も観返すんですか?

【西田】あのブザービーターの動画は観ないですけど、うまくいったときは復習的な意味で相手がどんな動きをしていたか、とかはチェックしたりはします。

【菜波】やっぱりプロは、冷静ですね(笑)。

体が資本のアスリートとモデル。共通点は気分転換になるチートデイ!?

【菜波】チームの練習と代表の練習と…日頃から常にお忙しい中で、自分の機嫌はどうやってとっているんですか? 気分転換したい日はどうやって過ごしていますか?

【西田】そうですね、2週間に1回体組成を測定するんですけど、それが終わったタイミングでチートデイを設けています。普段から食事には気をつけつつ、決まった日に大好きな甘いものをドカッと(笑)。

【菜波】私も今、水着撮影前でファスティングをしているんですけど、終わったらドカッといきそうです(笑)。制限しているときって、普段は食べたいと思わないようなものが無性に食べたくなりませんか?

【西田】すごくわかります! 僕はUber Eatsでドーナツやケーキを買って、先輩の家で映画を観ながら食べるっていうのが至福の時間。今はワールドカップが控えているのでできないんですけど…。終わったらやりたいです。

【菜波】アスリートのみなさんは特に、食べないと筋肉つかないし、体力ももたないから食事って難しいですよね。では最後に、8月から始まるワールドカップへの意気込みをお願いします!

【西田】そうですね、僕たちの強みでもある〝速い展開からの3ポイント〟が発揮できれば世界を相手にしても充分戦えると思っています。是非そちらに注目しつつ、熱い声援を送っていただけたらうれしいです!

【菜波】応援しています! 今日はありがとうございました。


菜波が解説! 西田選手のココを見て!

1. 3ポイントを打つまでの幅広いバリエーション

「いかにマークをかわし、落ち着いて打てるかがカギの3ポイント。ステップやフェイントの使い方が本当に巧みで、さらにサウスポーという武器から放たれる3ポイントはびっくりするほど高精度!」(菜波)

2. 切り込むスキルは天下一品! 「おでんアタック」

「アウトサイドからゴールに向かって切り込む〝ペイントアタック〟。勢いがあるプレーなので、ゲームの流れを変えることもしばしば。西田選手のこの強気なプレーは必見です」(菜波)

3. キャラクターはみなさんご想像のとおり!

「人当たりのよさややわらかい空気感…写真からもみなさんに伝わってますよね? 誠実でまっすぐな人柄がプレーにも出ていて、思わず応援したくなる、そんな選手です」(菜波)


撮影舞台裏を大公開!

リリー・フランキーさん作のキャラクターに顔が似ていることから「おでんくん」の愛称で親しまれている西田選手。ですが、カメラの前に立つとそのかわいらしさはどこへやら!

「気持ちは〝韓流スター〟のような感じで…」という編集部の無理難題にも一切照れることなく、圧倒的なオーラとポージングで私たちを魅了してくれました。

のちにカメラマンから「OK!」の声がかかると、緊張の糸がほどけたのか、するするっと愛らしいいつもの〝おでんくん顔〟に。このオンとオフの切り替えっぷりに、女性スタッフは全員心を射抜かれてたはず。「普段は細身のジャージが多いので、今回の衣装は正反対。なかなか…アリかも」と終始ご満悦の様子でした。

『Going!』で撮影舞台裏を放送!
菜波がバスケットボールサポーターとして活躍する日本テレビ系スポーツニュース番組『Going! Sports&News』(毎週土曜23:55〜)では、今回の撮影当日の様子を放送予定。気になる詳細は番組のHPをチェック!
8月開幕、バスケW杯に日本も出場!
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が8月25日沖縄で開幕! 沖縄での熱戦の模様は日本テレビ系とテレビ朝日系で放送。みんなで熱い声援を送りましょう!
CanCam2023年8月号「GO FOR IT!」より
撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/藤長祥平(西田さん分)、たなべさおり(菜波さん分) ヘア&メイク/礒野亜加梨 構成/大椙麻未、山下 樹 WEB構成/久保 葵