日本人女性の「やせ」が今、深刻化。20代女性の5人にひとりが「やせ」に該当!
「飽食の国」といわれる日本で、意外にも女性の「やせ」が問題に。世界的に権威がある科学誌『サイエンス』の2018年8月3日号で、「やせている日本人妊婦が未来に与える影響は大きい」という衝撃的な記事が掲載されましたが、まだまだ日本では「やせ」危機への感心が薄いのが現状。
そもそも「やせ」の定義って? 正しく食べるってどういうこと?という疑問に、健康医療ジャーナリストの西沢邦浩さんが答えてくれました!
日本人女性の「やせ」は深刻!栄養不足のケースも
西沢さんによると、体格指数<BMI=体重kg÷(身長m)2>が18.5未満の場合を『低体重(やせ)』としているなかで、日本人女性に多い「やせ」タイプは、エネルギー摂取量の不足だけでなく、
過剰な糖質制限は病気のリスクが高まる
最近ダイエット方法として人気の糖質制限も、過剰にしすぎると病気のリスクが高まるのだそう。「糖質制限は短期的に体重を落とせるという面ばかりが強調されてい
健康的でキレイな体を作る「お酢」と「オイル」に注目!
では、健康的でキレイな体を作るための食べ方には、どんなものがあるのでしょうか? 糖質制限の本来の目的は血糖値のコントロール。糖質とほかの食品との組み合わせや食べ方しだいで、急な血糖値の上昇を抑えることができます。
西沢さんがおすすめするのが「お酢」と「オイル」。「お酢、
お酢とオイルを普段の生活で取り入れる手軽な方法といえば「サラダ」。お酢とオイル、塩を適度に使うだけで、たっぷりの生野菜をおいしく食べられるメニューですが、中でもおすすめなのが『トスティング』。「ボウルの内側にオイルを塗って薄くのばし、野菜を加えてお酢と塩、こしょうをふります。野菜全体にお酢やオイルがまわるように、ボウルを両手でもって振りながらかき混ぜるんです。ドレッシングは上からかけるとなかなか全体に回らないのでかけ過ぎてしまったりもしますが、この方法ならオイルや調味料の摂りすぎを防ぐこともできます」(西沢さん)。
また、食べるときの順番も重要。「ご飯などの血糖値を上げやすいものはできるだけ食事の最後にし、食物繊維が豊富な野菜などを先にする食べ方をすることで、野菜の食物繊維が作用し、
過剰なダイエットをするのではなく、食物繊維が豊富な野菜などを先に食べる「ベジタブル・ファースト」を心がけることで、健康的で自然な美しさを手に入れましょう!
情報提供元/おいしい健康