◆恋愛以外の何かに夢中だと、恋愛と両立するのは難しい?
鈴木 なんだか、彼氏はあまり深刻に思っていなさそう。自分が連絡をしないことによって、あみちゃんがどれだけ不安に思っているか、どんな気持ちになっているか、そこまで深く考えていない気がする。
あみ なるほど! それはありそう。
鈴木 うん。だから、その気持ちのすり合わせをするために、話し合いが必要な気がする。
あみ 彼氏が転勤になった時期と、私が仕事を辞めた時期が重なったんだけど、私が激務から一転して時間ができたから、いつもより頻繁に連絡してしまったのね。そうしたら彼氏から「依存しないでほしい」って言われて……。彼氏は転勤したばかりで余裕がなくて、そういう言い方をしてしまったみたいなんだけど、依存というほどではなかったと思う。
鈴木 やっぱり、あみちゃんと彼氏それぞれがほどよいと感じる距離感が、ちょっとズレている気がするね。
あみ そのときは、彼氏に「なにか打ち込めることを見つけてやっている人がいい」って言われたの。私は、大学時代は研究が忙しかったんだけど、それは夢中になっていたことでもあるのね。そのときのような状態が理想だって言ってた。彼氏自身が夢中になれる趣味を見つけて、初めて気になったみたい。私もいまの仕事が決まって、習いごとをしたり、新しいことをはじめようとしていたところなんだけどね……。
鈴木 これがすれ違いというやつか!
あみ すれ違い真っ最中だと、すれ違っているってあんまり認識できないものだね(笑)。
鈴木 認識できないものなの!? もやもやするのかと思ってた。
あみ もやもやはするんだけど、これがすれ違いだと認識はしてなかった……。