衣替えの前に!コート、ニット、ブーツ…冬服のきれいな洗濯&ケア法

Q.ムートンブーツは次のシーズンまで、靴箱に入れっぱなしでOKですか?
A.キレイにふく&湿気対策で翌年もキレイに履けます!

【実際にやってみました】

【1】外側はかたくしぼった濡れタオルで、丁寧に汚れをふきます。あとが残ってしまうので、濡らしすぎないように!

4-1

【2】内側はドライヤーの熱風で高温除菌し、丸めた紙を入れて形をキープ。シリカゲルなど乾燥剤もあったら入れておきましょう。

4-2

4-3

【3】靴箱にも除湿シートや新聞紙を敷いてしまいましょう。

4-4

 

Q.ニットを自宅できれいに洗える方法ってありますか?
A.あります!「水の中で動かさない」「スチームアイロンで伸ばす」がコツです。

【実際にやってみました】

【1】洗い桶に水を張り、おしゃれ着洗い専用の洗剤を分量表示にしたがって入れます。
カシミアやウールは水温が高いと縮んでしまうので、30℃以下の水で!

3-1

【2】たたんでネットに入れ、5分つけ置きします。
ニットのホームクリーニングで失敗しがちなのが、水の中で動かしすぎて縮めてしまうこと。洗剤が汚れを浮かせてくれるので、たたんでネットに入れたら、揺らさずつけ置きしましょう。

3-2

【3】水ですすぎ、洗濯機で脱水し、干す。
軽く押しながら水ですすぎ、洗濯機に移して1分脱水します。縮みや型崩れを避けるため、日蔭で平干ししましょう。または、肩が厚いハンガーにかけ、袖を持ちあげてもOK。こうすることで肩が伸びずに済みます。

3-03

【4】スチームアイロンで縮みとヨレを伸ばす!
完全に乾いたら、仕上げにスチームアイロンを! 水洗いをすると、袖や裾が縮んでヨレやすいので、手でニットを押さえながら、全体を手早くのばします。

3-4

大事な服の自宅でのケア方法は、覚えておいて絶対に損なし!

来年もきれいに着られるように、しまう前にひと手間かけてあげてみてくださいね♪(後藤香織)

AneCan2015年4月号表紙(『AneCan』2015年4月号)

【あわせて読みたい】

※衣替えはタイミングが大事!冬服の正しいしまい方6つのポイント

※やば、全然知らなかった!これが常識「洗濯トリビア」12コ

※洗う?洗わない?長持ちさせるデニムの正しい洗濯方法

※【写真で解説】ニット、ブラウス…おしゃれ着洗い基本の「き」!

※【今日のインサイト】9月29日はクリーニングの日!ついた染みを落とす秘策、一挙公開!