温かな日も増え、早くも春の訪れを感じる今日この頃。春と言えば桜の季節でもあり、「そろそろ咲くかな」と開化状況が気になる方も多いのではないでしょうか。せっかくなら、圧巻するような絶景の桜を見たいですよね。
そこで、株式会社リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』において、全国20代～50代1081人を対象に行った「桜絶景」に関する調査結果を紹介します。
絵画のような風景に圧巻！桜絶景ランキング
今回は「まるで絵画のような桜絶景」に注目してアンケートを実施。ランクインした桜絶景はいずれもを感じられるスポットばかり。早速、1位～10位をみてみましょう！
10位：鶴岡公園【山形県】
庄内藩酒井家の居城跡に整備された公園。ソメイヨシノやヤエザクラ、シダレザクラなど約710本の桜が咲き誇ります。日本さくら名所100選にも選定されている絶景スポット。開花期間中は夜にぼんぼりが点灯し、やさしい光に包まれる光景が見ることができます。
9位：錦帯橋（きんたいきょう）【山口県】
錦帯橋が描く5連のアーチと約1,500本の桜が紡ぐ風光明媚な景観。多品種の桜が、歴史ある木造の橋を彩り、春を告げます。夜はライトアップされて艶やかな姿を楽しむことができるのも見どころ。河川敷や芝生エリアでお弁当を食べながら、まったりと橋と桜を愛でるのもいかもしれませんね。
8位：世界一の桜並木【青森県】
どこまでも続くような迫力と美しさを備えた桜並木が魅せる絶景。地元の方の「世界一の桜並木に」という思いをもとに、10年の歳月をかけて約20㎞にわたって約6,500本のオオヤマザクラが植樹されました。鮮やかな新緑と紅色のコントラストが美しく、地元でも愛されるスポットになっています。
7位：清水寺【福岡県】
約1,200年の歴史をもつ由緒あるお寺。天保7（1,836）年に建立された高さ26.5mの三重塔を桜風景が美しく彩ります。隣接する清水公園とあわせて約1,900本の桜が咲き、有明海と雲仙×桜の競演を見ることができるスポットです。※工事着工のため、今春より三重塔周辺の桜は拝観できません
6位：大分川沿いの桜並木【大分県】
大分川沿いに整備された自然遊歩道。春になると、「ゆふいん山水館」近くの御幸橋から城橋にかけての約500mは、桜並木と菜の花が彩る華やかな春色ロードに様変わり。視線を上げると、美しい由布岳の姿を見ることができる春絶景の散歩道です。
5位：おの桜づつみ回廊【兵庫県】
5種類の桜、約650本がつくる全長約4㎞の桜並木。田んぼの水面に映り込む「逆さ桜」は、思わずため息がでる程の美しさ。加古川左岸の上流から下流へと順に開花していきます。夜は粟田橋の上流約350ｍがライトアップされ、幻想的な雰囲気の並木道を歩くことができます。
4位：高田城址公園【新潟県】
桜と三重櫓が照らされて、お堀の水面に浮かび上がる姿は圧巻。「日本三大夜城」の一つに数えられています。3月29日（水）～4月12日（水）には「高田城址公園観桜会」を開催予定。この期間は日没から21：00（桜の最盛期は～22：00）までライトアップされており、夜桜も十分に楽しめます。
3位：総本山三井寺【滋賀県】
国宝や重要文化財の建物が立つ境内を彩る約1,300本の桜。なんと、観月舞台にアクリル板を敷き、桜のリフレクションを5分間貸切っての撮影も可能（※予約優先、有料）。艶やかにライトアップされた桜が映りこみ、美しく私たちを別世界に誘い込みます。
2位：小岩井農場の一本桜【岩手県】
岩手山を背景に牧草地に咲く一本桜。岩手山麓に広がる自然豊かな農場の中にあり、明治40年代に植えられたといわれている江戸彼岸桜です。残雪の岩手山とのコントラストも美しく、春の訪れを告げる風景。「小岩井農場の一本桜」として親しまれています。
1位：龍巌淵（りゅうがんぶち）【静岡県】
静岡県富士市の潤井川（うるいがわ）沿いの龍巌淵で堪能できる桜並木。ピンクの桜と黄色の菜の花が富士山を春色に彩ります。ボリューム満点の約50本の桜は、一度見れば忘れられないほどのインパクト。その桜と菜の花、清流、さらに残雪の富士山が一体になった風景に、日本らしさを存分に感じること間違いなし。心に残る春の絶景です。※駐車場がないため、公共交通機関をご利用ください
心躍る春の訪れ
「桜」と言っても、咲く場所によってもまた違った美しさを感じることができます。気軽に行けるご近所桜はもちろんですが、ちょっと自慢できるような隠れた名所に足を延ばしてみたりと、おでかけするからこそ見れる景色を楽しんでみるのもいいかも。ぜひ、ランキング情報を参考に、各地のライトアップ情報などもチェックしながら、お気に入りの桜絶景を探しにでかけてみませんか。（岡美咲）
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