悪筆タイプ4【文字に大小がある】
■悪筆の特徴
一文字一文字は悪くないのに、文章のなかで文字の大小がまぎれこんでいるため、リズムが乱され読みにくい文字になってしまっています。
■まわりから見られる印象
全体が見えていない視野の狭い人に思われてしまうことが。
■改善方法
方眼紙や作文用紙など、マス目が決まった用紙で練習し、一文字の大きさをそろえるようにしましょう。
悪筆タイプ5【行が曲がっている】
■悪筆の特徴
まっすぐ書いているつもりなのに、行が斜めにずれたり波打ったようになるタイプ。
■まわりから見られる印象
広い視野で全体を見ていない印象や、計画性がないなどのイメージをもたれます。
■改善方法
紙の下に罫線下地を敷いて書くか、補助線を引いてから書くようにしてみて。また行のゆがみは体のゆがみが原因の場合もあるので、書く姿勢をもう一度見直してみましょう。
悪筆タイプ6【右上がりの線が強すぎる】
■悪筆の特徴
文字のはらいやハネなど含め、全体的に右上がりの印象の文字。もっとも多いクセといわれています。
■まわりから見られる印象
極端な右上がりの文字は、神経質な印象を与えてしまうことも。
■改善方法
基本的な点画を見直しましょう。また紙を斜めにしていたり、書くときにワキが開いていたりすると、右上がりになってしまいがちです。またペンを強く握りすぎている場合もありますので、気を付けましょう。
以上、いかがでしたか?
どんな場でも恥ずかしくない文字を書くことは、どんな時代であれ、欠かせないマナーのひとつであることは変わりないので、ぜひとも習得したいものですね。(吉田奈美)
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